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新しい可能性を探る、サカタインクスの取り組み

サカタインクス株式会社は、12月8日から10日までの3日間、幕張メッセで開催されるサステナブルマテリアル展に出展します。この展示会では、持続可能な社会の実現に向けたさまざまな製品と、新たな事業創出に関する取り組みを発表します。

1. CRRAとの共同研究

サカタインクスは、大気中のCO2を回収する技術の確立を目指し、一般社団法人炭素回収技術研究機構（CRRA）との共同研究を進めています。このプロジェクトの目的は、回収したCO2を利用して石油代替燃料を合成できる技術を開発することです。

共同研究の成果は、具体的な技術としてどのように社会に貢献できるか、この展示で紹介します。CO2削減に寄与するこの取り組みは、環境問題に積極的に対応する企業の姿勢を示しています。

2. 機能性樹脂とボタニカルインキ

脱炭素社会の実現に向けて、サカタインクスは植物由来成分を配合した「ボタニカルインキ」シリーズを展開しています。この技術を応用し、非可食バイオマス由来の機能性樹脂の開発にも取り組んでいます。

今回の展示会では、この新しい機能性樹脂のサンプルを展示し、持続可能な素材の可能性を示す予定です。この取り組みは、環境負荷を低減しつつ、高性能な製品を提供することを目的としています。

3. 増感型熱利用電池の社会実装

東京工業大学の松下祥子准教授と共同で取り組んでいる増感型熱利用電池の研究も展示します。従来の発電方式とは異なり、温度差を必要としない新たな発電技術を用いて、さまざまな社会課題の解決に寄与する可能性を探ります。

展示会の詳細

展示会は、2021年12月8日（水）から10日（金）まで、幕張メッセで開催されます。サカタインクスのブースにて、パッケージの未来に向けた活動や新規事業について詳しく紹介します。具体的な展示内容には、バリア機能やヒートシール機能を持つ提案、Film to Paperの紙化のアイデア、リサイクルの取り組みが含まれます。

今回のサステナブルマテリアル展への出展を通じて、サカタインクスは持続可能な社会の形成に向け、自社が取り組む技術や製品を広く発信する機会を得ます。これにより、訪れる多くの方々に、環境配慮型の新しいビジネスモデルの可能性を知っていただけることを期待しています。

詳細に関するお問い合わせは、広報・IR室までご連絡ください。

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