地域情報アプリ『Lorcle』が首都圏での情報配信を開始
地域に根ざした情報を提供するスマートフォンアプリ『Lorcle』が、2023年3月13日から東京都を中心とした首都圏での情報配信を始めました。これまで中部地方に特化していた『Lorcle』は、今より広範な地域情報を集約するプラットフォームへと進化を遂げています。
利用者は無料で地域情報をゲット
『Lorcle』の最大の魅力の一つは、誰でも無料で利用できるため、地域住民はもちろん、観光客やビジネスマンなど、幅広いユーザーがアクセス可能です。今回の首都圏進出の初日は、国内最大のファッションとデザインの祭典「東京クリエイティブサロン2025」に関連する情報が中心となります。この祭典では、原宿や渋谷、銀座を含む10カ所で様々なワークショップやファッションショーが行われ、イベントごとの見どころが『Lorcle』内で紹介されているので、参加予定の方には必見の情報源です。
お得な情報も満載
『Lorcle』には、レジャーやグルメ情報のほか、最新のイベント情報が地図上に表示されるページが設けられています。興味がある地域の情報を手軽に閲覧できるため、ユーザーは居住地に限らず、他の地域もターゲットにして情報収集することができるのが特徴です。
また、各自治体や企業が自らの日常やイベント、観光情報、手続き情報、さらには緊急情報などを発信するプラットフォームとしても機能します。これにより、情報が生きた形で利用者に届けられるのです。
地域の拡大は今後も続く
『Lorcle』は昨年の4月に愛知県、岐阜県、三重県の40自治体と約40企業・団体とともにスタートしましたが、サービスがスタートした以来、参加自治体や企業の数は増え続けています。具体的には、3月3日には滋賀県の自治体が参加し、現在では自治体数が83に達し、参加企業や団体も約100に上るとのこと。
今後も新たに地域団体や事業者が参加することで、エリアをさらに拡大していく方針とのことです。アプリへの参画を希望する団体は、ぜひ『Lorcle』の公式サイトから相談してみると良いでしょう。
東京クリエイティブサロン2025
この祭典は、3月13日から23日までの11日間にわたり、東京都内の10エリアで展開されます。内容は多様であり、ファッションショーや伝統工芸のワークショップなど、120以上の企画が組まれています。これに参加する企業は不動産や小売りなど、業種を問わず100社以上が名を連ねており、主催する実行委員会によって今年で6回目を迎えます。
特に印象的な展示には、振り袖や手ぬぐいを用いたこいのぼりの展示や、能登半島地震や豪雨で解体が決まった家屋から救出された古道具の展示などがあり、創造力に溢れたイベントとして注目を浴びています。
まとめ
『Lorcle』は、地域情報を集約することで、住民や観光客にとって有益なコンテンツを提供しています。首都圏の情報が追加されたことで、ますます注目が集まるこのアプリに、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。