ポーラ青山ビル受賞
2025-10-21 14:37:44

ポーラ青山ビルと土浦亀城邸、2025年グッドデザイン賞を受賞した理由

ポーラ青山ビルディングと土浦亀城邸が2025年グッドデザイン賞を受賞



東京都港区に位置するポーラ青山ビルディングと土浦亀城邸が、このたび公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2025年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この二つの施設の受賞理由には、建物のデザイン性と文化的意義が大いに影響しています。

ポーラ青山ビルディングの特色



ポーラ青山ビルディングは、建築、アート、ランドスケープが融合することを目指して設計されました。特に注目すべきは、東京都の有形指定文化財であり、日本の住宅建築史において重要な位置を占める土浦亀城邸をこのビルの敷地内に移築し、一般に公開している点です。この移築事業は、歴史的な建物を現在の都市に適応させる試みとして高く評価されています。

さらに、ポーラ青山ビルは多様なワークスペースを提供し、地域のニーズに応じた保育園などの教育施設も併設しています。こうした地域貢献の姿勢が、審査員の評価を得る要因となりました。

土浦亀城邸の復元と文化的意義



土浦亀城邸は、1935年に設計された建築物です。この度の移築によって、伝統的なモダニズム建築の魅力を現代に伝える願いが実現しました。今後、月に二回、ガイドツアーにより一般に公開される予定で、訪れる人々にその歴史的価値を伝える機会が増えることとなります。

2025年度グッドデザイン賞イベント



この受賞を記念して、2025年11月1日(土)から11月5日(水)まで、東京・六本木の東京ミッドタウンで「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」が開催されます。ここでは受賞作品が展示される他、さまざまなトークイベントやワークショップが行われる予定です。

地域社会へのインパクト



ポーラ青山ビルディングの取り組みは、アートや文化を地域へ発信する新たな拠点としての役割も果たします。地域住民とのコミュニケーションを図りながら、地域社会とコミュニティの活性化を目指すこのプロジェクトは、Well-beingの実現へとつながる重要な一歩です。

また、11月15日(土)から16日(日)には、「みなみあおやまこどもアートウォーク」が開催され、子供向けのアートプログラムが実施される予定です。これは、ポーラ青山ビルディングに設置された現代アートや土浦亀城邸を活用し、地域貢献に寄与する活動の一環です。

グッドデザイン賞の意義



グッドデザイン賞は、日本国内外から多くの企業や団体が参加する、デザインの評価とプロモーションの活動を行っています。受賞することは、優れたデザインの証である「Gマーク」を取得することに繋がり、暮らしの質の向上に寄与する重要な制度です。ポーラ青山ビルディングと土浦亀城邸の受賞は、今後、地域に根ざしたデザインの重要性を再確認させるものです。

こうした取り組みが、今後も多くの類似事例を引き起こすことが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社ピーオーリアルエステート
住所
東京都品川区西五反田2-2-10ポーラ五反田第2ビル
電話番号
03-3494-7139

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