岐阜県の幸福度と住み続けたい街ランキング2025を発表

岐阜県の幸福度と住み続けたい街ランキング2025

大東建託株式会社が発表した2025年の「いい部屋ネット街の幸福度ランキング」と「いい部屋ネット住み続けたい街ランキング」から、岐阜県の魅力を探ってみましょう。過去最大級の居住満足度調査は、岐阜県の住環境を語る上で欠かせないデータとなっています。

1. 幸福度ランキングの結果

岐阜県の幸福度ランキングでは、見事に加茂郡八百津町が1位を獲得しました。八百津町は昨年の3位から順位を上げ、今年は県民が最も幸せを感じている場所となりました。続いて、加茂郡川辺町が2位、本巣郡北方町が3位という結果に。

この結果から、加茂郡に集中する幸福感が伺えます。特に八百津町と川辺町は、県民から高い評価を受けており、足もとに根ざしたコミュニティの強さが表れているといえるでしょう。その他、昨年から順位を上げた都市では、恵那市が5位（昨年13位）に、そして不破郡垂井町が10位（昨年の結果は非公開）にランクインしています。このことから、加茂郡の町が非常に住みやすい環境であることが理由として挙げられます。

2. 住み続けたい街ランキング

一方、住み続けたい街ランキングでは、加茂郡川辺町が3年連続で1位となりました。この町は唯一の偏差値70台を記録しており、その住環境の良さが評価されています。続いて不破郡垂井町が2位、そして飛騨市が3位に名を連ねました。

特に川辺町は、住み続けたいと思う理由として環境や教育、生活の便が挙げられます。安定した地域コミュニティが構築されており、子育て世代を含む幅広い年齢層に支持されているようです。

3. 調査概要と対象

今回の調査は、2021年から2025年までの5年間のデータを基に、岐阜県に住む20歳以上の男女13,416名を対象に実施されました。調査手法はインターネットを活用し、回答者の男女比はほぼ均等（男性50.1%、女性49.9%）です。また、未婚層42.1%（未婚33.9%、既婚66.1%）のデータが集まるなど、幅広い世代の意見が反映されています。

この調査からは、地域の幸福感や住みやすさをリアルに知ることができます。私たちが向き合う日常の生活、周囲と共に築き上げる町の未来にとっても非常に価値のある情報といえるでしょう。