海響館の心音音楽
2019-07-19 11:00:26

海響館の生き物たちが奏でる心音の音楽「HEARTBEAT SEAPHONY」公開

海響館で響く心音の世界



下関に位置する海響館は、新たに「HEARTBEAT SEAPHONY」と題した音楽作品を発表しました。この楽曲は、約50種の海の生き物たちの心音を基に作られたもので、サウンドデザイナーの清川進也氏がその制作に携わっています。彼は、2015年に公開された「Swimming JAZZ」の続編として、海響館で飼育されるさまざまな生物の発する音を収録しました。

作品の背景と制作の過程



「HEARTBEAT SEAPHONY」は、アシカやイルカといった大きな生き物の力強い音から、フグやカクレクマノミのような小さな生物まで、多様な音が収集されています。これらの音は、その生物ごとに音階として分けられ、楽曲として編纂されました。作品を通じて、聴衆に海の生き物たちの「こころ」を感じてもらえるように意図されたこのプロジェクトは、海響館での体験をより深いものにしています。

撮影の挑戦と成功



制作の際、清川氏は収録に約17時間を費やし、水槽に向き合っていました。特に、生き物たちは思うように動かなかったり、直感的に音を出さなかったりと、様々な苦労があったといいます。しかし、その努力が実り、誰も聴いたことのない音楽の世界を構築することに成功したと語ります。

清川進也の音楽哲学



清川氏は、父がトロンボーン奏者、母が津軽三味線奏者という音楽の家に育ちました。彼は自然な環境音を楽曲に再構築し、その独自の音楽表現方法にこだわっています。音楽は目に見えないものや心に響くものを映し出す力を持つと信じており、その理念が今回の作品にも色濃く反映されています。また、清川氏は「拡張音楽」というコンセプトのもと、音楽の新たな可能性を追求し続けています。

Instagramキャンペーン



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  • - 応募期間 : 2019年7月19日〜9月30日
  • - 賞品 : 海響館オリジナルクオカード(500円分)

海響館の魅力



海響館は、関門海峡の水流を再現した独特の水槽や、ふぐを中心とした多彩な生物の展示で知られています。また、イルカやアシカの共演ショーやペンギン村など、様々な見どころも満載です。特に、ペンギン村では約140羽が自由に泳ぐ姿が観察でき、来館者に癒しを提供しています。

このように、海響館は生き物たちの心の音を通じて、訪れる人々に新たな体験を届ける魅力的な場所であり続けています。

会社情報

会社名
市立しものせき水族館 海響館
住所
山口県下関市あるかぽーと6番1号
電話番号
083-228-1100

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