インサイドセールス代行導入で営業力向上!
株式会社リョーサンは、インサイドセールス代行を導入し、営業戦略の質と効率を向上させました。今回、新たな取り組みとして注目すべき点は、これによって実現した6億円超の商談創出という目に見える成果です。この記事では、その導入背景や実際の効果、今後の展望を詳しくご紹介します。
導入の背景
リョーサンは、近年のビジネス環境の変化を反映し、自社の営業活動を見直す必要があると感じていました。特に、顧客が情報収集を自ら行う時代において、従来の人手による営業が限界を迎えているとの認識を持っていました。営業チームは少数で構成されており、他の業務と兼務で活動していたため、新規リードの獲得に注力する余裕がなかったのです。
そこで、リョーサンは自社メディア「リョーサンテクラボ」を通じて、ウェビナー参加者へのフォローを強化するために、インサイドセールス代行の導入を決定しました。これにより、新たな接点を創出し、社内チームのノウハウを向上させることを狙いました。
導入後の効果
導入当初は、単発でのアウトバウンドコールの依頼を行い、その成果を実感したことで継続的に活用することに決めました。その結果、2024年度にはアポイント獲得率が14%、商談数は23件、そして総商談額は6億円を超えるという素晴らしい成果を得ることができました。
この成果の背景には、コール担当者が各顧客ごとに異なるスクリプトや資料に丁寧に応じ、顧客のニーズを的確に引き出す努力がありました。このアプローチにより、スムーズな営業の連携が生まれ、商談化のプロセスが大きく進展しました。
また、録音データや振り返りのプロセスを社内教育に活用することで、他部署からも高評価を得ています。このように、インサイドセールス代行の品質と効果が、全社的にも好影響をもたらしています。
今後の期待
リョーサンは今後、より効果的なナーチャリング(顧客育成)やアプローチ方法の構築に注力する計画です。現在、アポイントの可否のみで顧客を管理している現状では、顧客の温度感やニーズに応じた柔軟な対応が十分に達成できていないと感じています。
アースリンクが持つ、フェーズ管理や再コールの知見を活用することで、さらなるアポイント率の向上が期待されます。リョーサンは、アースリンクを単なるパートナーとするだけでなく、内製チームを導く「メンター」としての役割にも期待を寄せています。
まとめ
インサイドセールス代行の導入は、リョーサンにとって営業活動の質を飛躍的に向上させる結果をもたらしました。今後もリョーサンとアースリンクが手を組むことで、営業戦略がさらに進化していくことが期待されます。新たなビジネスチャンスを追求するため、今後の施策にも大きな注目が集まります。