AIで進化するECサイト体験の新機能
株式会社visumo(渋谷区)は、顧客体験(CX)を一新する新機能をリリースしました。これにより、ECサイト上でのユーザー体験が向上し、購買意欲がさらに高まります。具体的には、AIを活用したコンテンツレコメンド機能「visumo recommend」と、SNSに似たユーザーインターフェースを提供する「フィードモーダル」テンプレートの2つの主要機能が導入されました。
visumo recommend
「visumo recommend」は、ユーザーの行動データをもとに、彼らの興味に合わせたコンテンツをAIが自動で選択し表示します。例えば、ユーザーが閲覧したページや、クリックした商品に基づいて適した画像や動画を推薦。これにより、ECサイト訪問時にユーザーが新たなコンテンツを偶然発見するセレンディピティ体験を提供します。この機能によって、商品のクリック率やコンバージョン率が向上することが期待されています。
特に、公式Instagramの投稿やユーザー生成コンテンツ(UGC)、スタッフによるスタイリングの画像など、多様なビジュアル素材を活用できる点が魅力です。これにより、ブランドはより多くのクリエイティブを効果的に集め、展示することが可能に。顧客にとっては、興味深いコンテンツの連続的な提示が得られる仕組みです。
フィードモーダルテンプレート
新たな「フィードモーダル」テンプレートは、ECサイトにSNSのインターフェースを取り入れたものです。これまでのように、個々の投稿をクリックする度にモーダル画面が立ち上がるのではなく、ユーザーが横にスクロールすることで連続してコンテンツを閲覧できるようになります。InstagramやTikTokのように、スムーズかつ直感的に商品情報を得られる体験は、多くの訪問者にとって親しみやすいものです。
このフィードモーダルテンプレートにより、ユーザーは簡単に関連商品やいろいろなコンテンツを探索できるため、サイト回遊率や滞在時間の増加が期待できます。訪問者にとって非常に魅力的な体験を提供することで、ブランドの認知度向上にも寄与するでしょう。
導入事例
すでにこの新機能を導入している企業もあります。その一例が株式会社バロックジャパンリミテッドで、彼らの公式ECサイトでは「visumo recommend」とフィードモーダルが適用されています。これにより、ユーザーはサイト内での滞在時間を増加させ、コンバージョン率が向上することが見込まれています。また、株式会社ジェイ・ビーでも同様の機能が導入され、商品ページの回遊率が約4倍に増加しています。
これらの成功事例は、デジタルマーケティングの分野で進化するビジュアルコンテンツの重要性を物語っています。今後もvisumoは、CX向上を目指し新機能やテンプレートを開発し続ける予定です。この新しいアプローチにより、ECサイトは今まで以上に魅力的な買い物体験を提供できることでしょう。
終わりに
顧客体験の向上は今や必須条件です。visumoの新機能によって、ECサイトもSNSのようにエンゲージできる場へと変わりつつあります。この革新的なアプローチを取り入れることで、ビジネスの成長に繋がるでしょう。これからのECサイトの進化をぜひ注目してみてください。