フランスの一流演奏家によるマスタークラス！第33回京都フランス音楽アカデミー開催

第33回京都フランス音楽アカデミー：フランス音楽の精華が京都に集結

1989年、ヴァイオリニストの森悠子氏と当時の関西日仏学館館長ミッシェル・ワッセルマン氏の主導により設立された「京都フランス音楽アカデミー」。フランスを代表する音楽教育機関として、30年以上の歴史と高い水準を誇り、フランス国外における重要な音楽教育の場として知られています。

今回開催される第33回アカデミーは、2024年3月19日(火)から3月31日(日)まで、関西日仏学館（京都市左京区）を主会場に開催されます。フランスの一流演奏家たちが講師として参加し、質の高い音楽教育を提供します。

充実のマスタークラス

アカデミーでは、声楽、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、クラリネットといった幅広い楽器のマスタークラスが開講されます。講師陣は、フランスの音楽界を牽引する名だたる演奏家たち。受講生は、5回の個人レッスン（各約1時間）に加え、他のクラスの聴講も自由にできます。

講師陣

声楽：マリー＝テレーズ・ケレール
ピアノ：クレール・デゼール、エマニュエル・シュトロッセ、ブルーノ・リグット
ヴァイオリン：オリヴィエ・シャルリエ、レジス・パスキエ
ヴィオラ：ピエール・レネール
チェロ：ディアナ・リゲティ（オーケストラスタディ、初見、室内楽の特別講座も担当）
フルート：ジャン・フェランディス
クラリネット：フローラン・エオー
音楽学特別公開講座：ジャン＝ピエール・バルトリ（ソルボンヌ大学教授）

受講生の声

これまでのアカデミーで受講した学生からは、その質の高さを示す多くの喜びの声が上がっています。

「海外の先生のレッスンは想像以上！自分の演奏がみるみる上達するのが実感できました。」
「一流の先生方と、楽器の枠を超えて自由に聴講できたのが良かったです。」
「先生がとても熱心に指導してくださり、音楽人生における大きな出来事となりました。」
「レッスンの内容だけでなく、他の楽器の授業を見学し、多くの学びを得られました。」
「新しい考え方や奏法を学べ、とても充実した時間でした。」

これらの声からも、京都フランス音楽アカデミーが、受講生にとってかけがえのない貴重な経験となることが分かります。

スカラシップ制度

優秀な受講生には、パリ・エコール・ノルマル音楽院への留学のためのスカラシップ制度が用意されています。フランスでの音楽留学を目指す学生にとって、大きなチャンスとなります。

併催イベント

マスタークラス以外にも、教授陣によるコンサートや公開レッスン、ジュニア向けのワークショップ、音楽学の特別公開講座など、魅力的なイベントが多数開催されます。これらのイベントは、音楽愛好家にとって貴重な機会となるでしょう。

参加資格・費用

対象: 13歳以上の音楽学生、演奏家（国籍不問）
期間: 2024年3月19日(火)～3月31日(日) (3月30日は休講)
費用: 入学金15,000円、授業料155,000円、その他特別講座あり
* 応募締切: 2023年12月15日(金) (必着)

まとめ

フランスの一流演奏家から直接指導を受けられる貴重な機会。将来の音楽家を目指す若者にとって、そして音楽を愛する全ての人にとって、このアカデミーは最高の経験となるでしょう。詳細や応募方法については、公式サイトをご確認ください。

公式サイト: https://academie.institutfrancais.jp/