ホテル三日月、アメニティを刷新し新たなブランドの価値を創出
株式会社ホテル三日月は、2025年7月7日から、富士見亭と龍宮亭において大規模なアメニティのリブランディングを実施すると発表しました。このリブランディングは同ホテル創業以来初めての試みで、訪れる人々に新たな体験を提供することを目的としています。
富士見亭のサステナブルリゾート化計画
富士見亭では、“資源循環型ホテル”を目指す「サステナブルリゾート化計画」の一環としてアメニティの全面的な見直しが行われます。この取り組みは、環境に配慮したオーガニックな製品で構成され、宿泊者に高品質な体験を提供することを目的としています。
新たに導入されるアメニティには、約99%が天然由来成分のスキンケア・ヘアケアアイテムや、有機JAS認証を受けたデカフェコーヒー、お茶などがあります。さらに、地域資源を活用したバスソルトには木更津産のクロモジ精油が使用され、環境への配慮が十分に反映とされています。これにより、宿泊者は自然と共存しながらリラックスした時間を楽しむことができるでしょう。
龍宮亭のエンターテインメントホテル化
一方、龍宮亭は“エンターテインメントホテル”として新たに生まれ変わります。家族や友人と共有できる体験型アメニティバーを新設し、アメニティのプレゼンテーションも大きく変化します。
動物をテーマにしたカラフルなアメニティアイテムを、屋台風のスタンド形式で自由に選ぶことができ、アメニティ選びそのものが旅の楽しみとなります。例えば、歯にまつわる動物をデザインした歯ブラシや、毛に関連する動物をモチーフにしたブラシ類、さらには水辺や白い毛並みの動物をテーマにした化粧水や乳液など、遊び心満載のラインナップです。
また、スキンケア・ヘアケアアイテムには、ホテルからの美しい景色をデザインに取り入れ、五感で楽しむことができます。富士山や海、虹といった自然の要素がデザインに反映され、宿泊者に忘れられない時間を提供します。
サステナブルな未来を見据えて
ホテル三日月のアメニティのリブランディングは、単に外観を刷新するだけではなく、これからも多くの人々に選ばれるための重要な戦略です。ホテルは、地域貢献を見据えた持続可能なビジネスモデルを構築し、宿泊者に高い体験価値を提供することを目指します。
この「サステナブルリゾート化計画」は、2027年度中に実現を目指しており、緊急災害時の避難所としての機能も持つ納豆や電力の自給自足システムの構築を含んでいます。
終わりに
ホテル三日月は、世代を超えた魅力的なリゾート体験を提供し続けるとともに、環境に配慮した未来に向けた取り組みを着実に進めていきます。この新しいアメニティのリブランディングにより、今後の宿泊者はさらなる驚きと楽しさに満ちた時間を過ごせることでしょう。