HENNGE OneとCL-UMPの新たな連携
最近、テクノロジーを駆使する企業が増えている中、HENNGE株式会社はその一環として、Box向けの認可管理サービス「CL-UMP」との連携を発表しました。この連携により、HENNGE Oneを利用する企業は、より安全にデータを管理しつつ、業務の効率化を図ることが可能になります。
【背景】クラウドストレージの課題
最近の働き方の多様化に伴い、企業はクラウドストレージを利用する機会が増加しています。しかし、クラウドストレージへのアクセス権限が一律であり、特にリモートワーク環境では機密情報へのアクセスが流出するリスクが高まります。ここで役立つのが「CL-UMP」です。CL-UMPは、異なるネットワーク環境に応じて、ユーザーのアクセス権限を自動で調整する認可管理サービスであり、情報セキュリティを強化します。
【HENNGE Oneの特徴】
HENNGE Oneは、SaaS環境におけるセキュリティのリーダーとしての地位を確立しており、日本国内のクラウドセキュリティ市場でNo.1のシェアを誇ります。具体的には、HENNGE Oneは、サイバー攻撃や情報漏洩を防ぐための複数のエディションを展開しています。組織の生産性を高めるために必要な最新のテクノロジーを活用できる環境を適切に整えることが可能です。
3つのエディション
1.
Identity Edition:複数のシステムIDをまとめて保護し、安全で効率的な働き方を実現。
2.
DLP Edition:データの意図しない漏洩を防止し、企業の情報をしっかり守る。
3.
Cybersecurity Edition:テクノロジーと人、プロセスで包括的に組織を守る。
これらによって、HENNGE Oneは企業のニーズに応じた多彩なセキュリティ機能を提供します。
【CL-UMPによる安全なデータ管理】
CL-UMPとの連携で、HENNGE Oneを利用する企業は、Boxを通じて機密情報へのアクセス権限を柔軟に管理できるようになります。具体的には、ユーザーがどのネットワークにいるかによって権限を自動的に切り替えるため、業務の効率化とともにセキュリティも強化されます。これにより、データの安全性を損なうことなく、Boxの利便性を最大限に引き出すことが可能です。
【今後の展開】
HENNGEは、今後もさらに多くのSaaSサービスとの連携を進め、企業のクラウド活用を後押ししていく計画です。セキュリティリスクを低減し、より安心してテクノロジーを活用することのできる未来を築くことを目指しています。
【HENNGE及びサイエンスパークについて】
HENNGEは、1996年に設立され、「テクノロジーの解放で、世の中を変える」という理念で、幅広いセキュリティサービスを提供しています。対するサイエンスパーク株式会社は、デバイスドライバの開発などを行い、クラウド環境の進化にも注力しています。両社の連携は、今後さらに多くの企業にメリットをもたらすでしょう。
情報の機密性や権限管理が求められる現代において、HENNGE OneとCL-UMPの連携は、企業が信頼できる環境を築くための大きな一歩となります。