リユース特化型ECシステム『WASABI SWITCH』に新機能追加
株式会社ワサビは、大阪市に本社を置く企業で、リユース特化型EC一元管理システム『WASABI SWITCH』を展開しています。この度、同システムにAI技術を取り入れた新機能を実装し、商品登録業務の効率化を図ることができるようになりました。
AIによる自動化と効率化の仕組み
新しく実装されたAI機能は、商品登録や出品業務における入力作業を自動化し、作業負担を大幅に軽減します。従来のEC業務では、商品登録がボトルネックとなっていることが多く、これが出品スピードを遅らせる要因となっていました。『WASABI SWITCH』は、一括出品や受注、買取管理、在庫連携などを行うことで、複数のECモール運営の業務を改善し、業界全体の売上向上を目指しています。
1. 画像判別のAI技術
『WASABI SWITCH』に実装された独自のAIは、リユース商材特有の形やカテゴリに対応するために設計されています。これにより、商品画像の判別精度が飛躍的に向上しました。新たに開発されたAI画像識別エンジンは、幅広い商品画像データを学習しており、高速かつ正確なアイテム判別が可能です。
2. 待ち時間ゼロの効率性
商品判別後は、即座に撮影ガイドが表示され、ユーザーはそのまま撮影を進められます。さらに、撮影中にはバックグラウンドでAIが詳細な商品判別を行い、撮影が完了すると同時に商品特定が済むため、実質的に待ち時間がゼロとなります。これにより、作業の流れが途切れることなく、スムーズな出品が可能になります。
3. 自動整理と候補提示機能
AIは、判別した商品の情報を自動で整理し、出品に必要な要素を抽出します。ユーザーは候補をプレビュー画面上で確認し、最も適した情報を選ぶことができ、誤登録が防止されます。これにより、商品登録が迅速かつ正確に行えるようになります。
今後の展望
株式会社ワサビは、このたびの技術革新により、EC業務における人的作業を限りなく削減し、業務の効率化を目指すとともに、不正流通の抑止にも寄与していく計画です。また、海外市場への展開も視野に入れており、多言語対応の開発が完了しているため、外国の企業への提供も進めています。
ワサビITカンファレンス2026のご案内
2026年1月22日(木)には、ナレッジシアターにて『WASABI SWITCH』のシステム導入や運用についてリアルタイムで疑問を解消するカンファレンスが開催されます。参加は無料ですが、事前予約が必要です。興味のある方々の参加をお待ちしております。
参加予約リンク
こちらから予約できます。
まとめ
『WASABI SWITCH』の新機能は、リユース業界の業務効率化に大きく寄与する革新的な革新です。今後もユーザーのニーズに応えるために、さらなる技術開発が期待されます。EC業務の運営を進める皆さまにとって、必見のシステムとなるでしょう。