国内初の防災IoTサービス「みまわり伝書鳩」が登場！

国内初の新防災サービス "みまわり伝書鳩"

近年、台風や自然災害によって多くの地域で大雨が発生し、被害が頻発しています。これに伴い、政府や地方自治体では水害対策が急務とされています。そんな中、環境IoTデータと気象予報データを融合させた防災サービス「みまわり伝書鳩」が、その新たな一手を打ち出しました。これは、建築、土木、農業などの現場でリアルタイムで環境情報を提供するもので、全国各地での安全管理に寄与しています。

「みまわり伝書鳩」のサービス内容

「みまわり伝書鳩」は、設置ポイントから環境情報をクラウド経由でリアルタイムに確認可能です。災害対策においては、現在の状況を判断する「今どうする」と、将来の展望を持つ「この後どう動く」という2つの選択が必要です。この新しいサービスでは、現在の環境データと今後の気象予測（温度、雨量、風速、流域雨量指数、土壌雨量指数）を融合させ、現場で求められる意思決定をサポートします。

さらに、気象予報データと連携したグラフ表示により、視覚的に状況を把握しやすくなりました。気象状況に応じた注意、警戒、危険というレベルに基づいたメール通知機能や、ため池の排水ポンプと連動して、今後の水位の傾向や下流域への排水情報も提供いたします。これにより、地方自治体や地域住民は、リアルタイムな脅威としての情報を基に適切な対策を講じることが可能となります。

今後の展望

今後は、河川監視事業として年間500セットの設置を目指し、ため池監視も年間100セットを日本全土に展開する計画です。これにより、今後5年間で約30億円の売上を見込んでおり、さらなる成長が期待されています。また、教育現場に向けた「IoT型デジタル百葉箱」などの新ビジネス領域にも進出し、革新を追求していく方針です。