150周年記念バッグ
2025-01-15 10:07:20

創立150周年記念のスクールバッグが生徒の声を反映して完成!

創立150周年記念のスクールバッグが生徒の声を反映して完成!



近年、企業の理念と学校が融合した素晴らしい取り組みが注目を集めています。今回は、跡見学園中学校高等学校がマザーハウスとともに製作した、創立150周年を祝うスクールバッグの誕生秘話をご紹介します。

背景と企画のスタート



2023年8月、跡見学園の松井真佐美校長は、先進的で魅力的なバッグを製作する企業マザーハウスにスクールバッグの製作を相談するメールを送りました。普段からマザーハウスのバッグを愛用していた松井校長は、代表の山口絵理子さんがテレビで紹介された際のストーリーにも感銘を受けており、彼女の理念に共感を持っていました。その結果、校長が掲げる「自分の人生を自分で選び取れる人に育ってほしい」という教育方針と、企業理念である「途上国から世界に通用するブランドを作る」が結びついて、共同制作が始まったのです。

生徒たちのアイデアを反映



製作においては、中高6年間愛用することになるバッグだけに、生徒たちの意見を積極的に採り入れることが決定されました。生徒会メンバーは、試作されたバッグを見ながら意見を出し合い、以下のような要望がありました。

  • - 軽くて丈夫で、可愛らしいデザイン
  • - リュック型ではなく、スクールバッグ型
  • - 中学校の机にかけても安定する長さのベルト
  • - 教材やiPad、水筒など、持ち物に合わせた収納ポケット
  • - スクールカラーに合った色(ネイビー)やベルトの色の選定

これらの要望を反映して、試作品が数回リリースされ、生徒たちは投票を通じてバッグのデザインを決定しました。細部までこだわったスクールバッグは、単なる学校用品にとどまらない価値を提供しています。

結果としての完成品



完成したスクールバッグは、実用性とデザイン性を兼ね備えており、軽量でありながら耐久性も高い製品です。生徒たちの意見を反映したポケット配置や、斜め掛けも可能なショルダーベルトが付属しています。特に校章の桜が銀箔押しで刻印されており、上品な印象を与えています。

教育方針との調和



松井校長は、このプロジェクトが跡見学園で育てたい「豊かな心を持つ生徒」を象徴するものであると述べています。生徒たちが自分たちで作り上げたという誇りを持ち、将来的にこのバッグが学校の新しい文化の一部となることを期待しています。

販売予定



このスクールバッグは、2025年度に新入生となる中学生全員と、希望する在校生にも販売予定です。跡見学園中高は、150年の歴史を持つ女子校であり、その教育の未来に向けて非常に意義深いプロジェクトになっています。

まとめ



跡見学園中学校高等学校とマザーハウスの取り組みは、教育と企業活動の良好なコラボレーションを示す良い例です。生徒たちの意見を反映したスクールバッグは、単なる物品ではなく、彼女たちの大切な思い出の一部になるでしょう。


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会社情報

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学校法人跡見学園
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