Dress Code株式会社の正式創業
2025年4月1日、東京都中央区に本社を構えるDress Code株式会社が正式に創業しました。この会社は、革新的なワークフォースマネジメントプラットフォーム「DRESS CODE」を日本及びアジア市場にリリースし、その展開を加速させています。設立は2024年9月ですが、すでに7ヶ月で日本国内100社、アジア地域(インドネシア、ベトナム、タイ)で30社を超える導入実績を誇ります。
ワークフォースマネジメントとは
「ワークフォースマネジメント」とは、企業内の人事や労務、情報システム、総務などの横断的な業務を管理することを指します。具体的には、採用から入社、退職まで、企業活動に関わるすべての人のライフサイクルを包含します。この包括的なアプローチにより、複雑な業務プロセスを重要視し、摩擦を減少させることが目指されています。
国内外の課題とDRESS CODEの解決策
現在、SaaSの普及とデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進む中、企業では「業務の分断」や「情報の非連携」といった問題が顕在化しています。特に、日本では少子高齢化や人材不足が影響し、業務効率の改善が求められています。従来の単機能SaaSの導入が主流だった中で、部門間の連携が取れずに業務が煩雑な状態にありました。
「DRESS CODE」は、複数の業務領域にまたがる情報を一元的に管理することで、業務の見通しを改善し、効率的な運営を実現することを目的としています。これにより、企業は業務運用の摩擦を軽減し、全体最適を図ることができます。
新プロダクトのリリース
2025年4月、Dress Code社は、HR Force、IT Force、GA Forceの3シリーズからなる新しいプロダクトを一斉にリリースしました。これらのプロダクトは、企業内の人事・労務や情報システム、総務といった領域での価値提供を確実にします。さらに、業務OSの提供により、日々のオペレーションの効率化が期待されます。
「DRESS CODE」は、ただのSaaSではなく、ITインフラや通信キャリア、プロフェッショナルサービスとの連携を考慮したマーケットプレイスの形式で構築されております。これにより、ユーザーがスムーズに業務を実行できる環境を提供しています。
130社を超える導入実績
創業からわずか7ヶ月で、傷ましい130社を超える企業に「DRESS CODE」が導入されています。この成果は、Dress Code社単独での努力ではなく、大手企業やパートナーとの強力な連携によって築かれました。今後はシンガポールやマレーシアを含むアジア地域への展開も計画されており、成長を続ける見通しです。
資金調達と今後の展望
Dress Code社は、2025年4月にニッセイ・キャピタルやXTech Venturesなどからの資金調達に成功し、総額14.1億円を確保しました。この資金は、「DRESS CODE」のさらなる開発や市場展開に活用される予定です。また、採用やオペレーション構築を進めながら、業務インフラの再設計も目指しています。
代表者の意気込み
代表取締役CEOの江尻祐樹氏は、「全体最適の実現を通じて企業の経営に貢献することが我々のミッションである」と語ります。「DRESS CODE」は、持続可能な業務運用の見直しと構造改革を支援するプラットフォームとして、引き続き成長を続けていくことでしょう。