COCOROクラスの開校式
一般社団法人COCOROが、新たに「COCOROクラス」をインドネシアにて開校しました。このプログラムの主な目的は、日本での生活と仕事がよりスムーズに進むよう、海外の人材を事前に支援することです。具体的には、日本(秋田・能代)に渡航が決まっているインドネシアの人材に向けて、日本語能力を向上させるサポートや地域社会への適応促進を行います。
開校の背景と目的
COCOROクラスの開校は、地域の人事部としての役割を担うCOCOROが、外部からの人材を受け入れるための準備をする取り組みの一環です。インドネシアからの人材が、日本の地域へ適応できるよう、以下の3つの柱を中心に支援を行います。
1.
日本語学習支援: 日本語能力試験N3レベルを目指し、実生活や仕事で必要な日本語力を習得します。
2.
コミュニティ形成: 来日する仲間や、すでに地域で働いている先輩との交流の場を設け、安心して新しい環境に飛び込めるようサポートします。
3.
地域連携のオープンチャット運営: 地元住民や雇用主とのコミュニケーションを円滑にし、地域への受け入れ体制を整えます。
外国人材の重要性
海外人材の採用が進む中、量だけでなく質の確保が求められています。多くの企業が外国人材の受け入れを模索する中で、言語の壁が孤立を生む現実もあります。このため、COCOROクラスでは、事前に言語能力が高い人材を集め、交流の場を整えています。これにより、日本人と外国人が共生できる環境を築き、地域全体の発展へとつなげます。
地域の未来を見据えたプログラム
一般社団法人COCOROは、これらの取り組みを通じて、秋田・能代で働きたいという意欲の高い優秀な外国人材を増やし、地域に定着させる支援を強化していきます。また、秋田県や能代市が「外国人材から選ばれる地域」として認識されるよう、プロモーション活動にも力を入れ、地域経済の活性化を目指します。
BNGパートナーズの役割
このプロジェクトには、株式会社BNGパートナーズも参加しています。同社は、グローバル人材の紹介と活躍を促進するために、地域の人事部としての役割を共に果たしています。企業は、入国後のコミュニケーションの不安や地域適応に関する懸念を抱えているため、地域と企業が連携を深めることが必要です。
BNGパートナーズはこれまでの経験を生かし、来日前からの日本語教育を含む受け入れ体制の構築をサポート。海外人材が能代市で長期にわたり活躍できる環境を提供することで、地域経済の持続的な成長に寄与していきます。
会社の背景
BNGパートナーズは、経営層に特化した人材紹介事業を展開しており、地域課題の解決や新しいビジネスの創出に貢献します。特に2025年には、優れたCxOの功績を表彰する「Japan CxO Award」の開催を予定しており、企業の持続可能な成長を支援するための活動を続けています。
今後の展開が期待されるCOCOROクラス。地域と海外の人材が共に発展する未来に向けて、一歩踏み出しました。