三興バルブグループが新たな環境基準を設定
三興バルブホールディングス株式会社のグループ企業であるエフライズが、国際的な環境認証「Total Resource Use and Efficiency(以下、TRUE認証)」を取得しました。この認証の取得は、日本の建設業界において初めてのことです。特に注目されるのは、宮若市にあるエフライズの工場がこの認証を受けたことです。
環境への取り組み
エフライズは、配管設備のモジュール化を通じて、製造段階から資源の循環を意識したものづくりを進めています。これにより、建設業界におけるサーキュラーエコノミーの実現を目指しています。具体的には、廃棄物の削減と資源の適正な管理を通じて、現場での端材や手戻りに伴う廃棄物の発生を抑制しています。
近年、ESGやサステナビリティへの関心が高まる中、エフライズは配管設備における資源循環型のものづくりの先駆けとなりました。特に、再利用やリサイクルが重要視される中で、今回の認証取得はエフライズの取り組みが国際的な基準に合致していることを示しています。これにより、クライアントや施工会社は、環境への取り組みを客観的に示せるようになり、ESG開示やサプライチェーンの環境評価にも役立てることができます。
TRUE認証とは
TRUE認証は、米国のU.S. Green Building Councilが設計した国際的な環境認証制度で、廃棄物をゼロに近づけるための取り組みを評価します。この認証では、直近の12か月間に発生した廃棄物の90%以上を埋立や焼却せず、再利用・リサイクル・堆肥化などによって資源として循環させることが求められます。廃棄物の削減や社員教育、サプライチェーンとの連携も評価の対象です。
認証取得の意義
今回のTRUE認証取得は、エフライズが築いてきた取り組みが評価された結果です。この認証を受けることで、施工した製品に認証ラベルを付与し、施工会社や元請企業は資源循環を考慮した製品を選択しやすくなります。これにより、投資家や発注者に対して具体的な持続可能性の証明が可能になるのです。
飛躍する未来への展望
エフライズは「建設に、新しい流れを。」というビジョンを掲げ、建設業界の新たなモデルを提供する企業としての役割を果たしています。これからも資源循環を考慮したものづくりを進めることで、業界全体のサステナビリティに貢献していく考えです。今回の認証は、エフライズだけでなく、建設業界における資源循環の進展にもつながるものと期待されています。
会社情報
三興バルブホールディングス株式会社
設立:1947年
所在地:福岡市博多区石城町12-1
代表者:長﨑 洋也
配管資材の供給を通じて建設現場を支える商社として79年以上の歴史を有し、設計・施工・製作まで一貫して提供できる体制を整えています。
株式会社エフライズ
設立:2020年
所在地:福岡市博多区石城町12-1
代表者:岡本 創一朗
配管設備のモジュール化を通じて、建設現場の省力化と生産性向上に寄与するエンジニアリング会社として最新の加工設備を駆使し、持続可能な社会の実現を目指しています。