WHAT MUSEUMの建築模型コンペティション受賞作品展
東京都品川区に位置するWHAT MUSEUMは、建築とアートの新しい出会いの場として注目を集めています。特に、来たる2026年8月には「波板と珊瑚礁 ‐ 建築を遠くに投げる八の実践」に関連した模型コンペティションの受賞作品を展示します。このコンペティションは、現代社会が直面する様々な課題に対して、建築の持つポテンシャルを探る試みとしてスタートしました。
コンペティションの概要
コンペティションでは、「近くにあるものと遠くにあるもの」というテーマに基づき、気候変動やパンデミックなど、現代社会の複雑な状況を考慮した建築のあり方を表現するアイデアが求められました。審査には、著名な建築家たちが名を連ね、受賞作品はその独自の視点と表現が高く評価されました。出展者は、社会に対する建築の影響について再考し、長期的な視点での構想を求められています。
受賞者には模型制作費として5万円が贈られ、その作品は2026年の展示会に向けて制作されます。作品は、WHAT MUSEUMの建築倉庫で公開され、来場者の投票によってオーディエンス賞も選出される予定です。
受賞作品の紹介
ALTEMY賞:HIINA NOHARA + DREW HART
タイトル:A_RANGE
この作品は、模型を異なるメディア間での翻訳のプロセスとして捉え、揺らぎや不確定性を可視化しています。
Office Yuasa賞:熊田英梨嘉
タイトル:意味の向こう岸でーBeyond the Shore of Meaning
この作品は、Villa Savoyeをきっかけに五つの異なる視点から建築について探求しています。
ガラージュ賞:大田祥悟
タイトル:いちぶんのご模型
模型の製作プロセスの反転をテーマに、抽象化から具体化へと進む過程を示します。
GROUP賞:藤下彩
タイトル:編むこと
曖昧で柔らかい生活を反映させる家にまつわる思考を模型に落とし込んでいます。
DOMINO ARCHITECTS賞:秋本寛太
タイトル:柔らかい構造
いざなう感覚を持つ模型を通じて、世界のかたちや動きを再考しています。
アーキペラゴアーキテクツスタジオ賞:モニカ
タイトル:紙を折る、月を測る
「月に届く紙の折り方」をモチーフに、身体と距離の間を探求した作品です。
平野利樹賞:清水章太郎
タイトル:どこかの都市の模型
衛星データを元にした作品で、都市の「遠さ」と「近さ」を問い直します。
RUI Architects賞:沼宮内さつき
タイトル:世界団地
漫画的要素を取り入れた、視点の異なる関係性を探るデザインです。
展示会の詳細
会期: 2026年8月4日(火)~9月13日(日)
会場: WHAT MUSEUM 建築倉庫
開館時間: 火曜~日曜 11:00~18:00
入場料: 一般900円、大学生700円、中高生500円、小学生以下無料
この展示は、来場者が作品を通じて多様な思考に触れることで、建築の新たな可能性を考える良い機会となります。また、9月12日まで来場者投票も実施されていますので、ぜひ訪れて投票してみてはいかがでしょうか。
ABOUT WHAT MUSEUM
WHAT MUSEUMは、現代アートや建築との交差点として設計された新しい形のミュージアムです。寺田倉庫が持つ独特の空間での発信を通じて、地域のアートコミュニティの核になっています。展覧会の詳細やその他のイベント情報は公式サイトでご確認ください。
公式サイト:
WHAT MUSEUM
東京都品川区で開催されるこの機会をお見逃しなく、アートと建築の新たな世界を体感してください。