池袋に誕生した新しいフレンチレストラン『Brasserie Laiton』の魅力

東京都豊島区西池袋に、新たにオープンしたフレンチレストラン『Brasserie Laiton』。このお店は、ミシュランのビブグルマンを受賞したフレンチレストラン『Cheval de Hyotan』がプロデュースしたことで話題になっています。レストランの向かいには、2023年3月にオープンした『hotel hisoca ikebukuro』もあり、これからの池袋エリアにおいて、食の新しい拠点としての存在感をさらなるものにしています。

『Brasserie Laiton』の大きな特徴は、ベーカリーが併設されていることです。新鮮な素材を活かした料理が楽しめるレストランの一方で、焼きたてのパンも手に入るという贅沢な環境が整っています。レストラン内部にはテラス席が完備されているため、心地良い外気を感じながらの食事も可能です。

レストランでは、九州などの地域から選りすぐった肉や魚、有機野菜をふんだんに使用し、クラシックスタイルのフランス料理を提供。ダイニング体験では、メインの食材をお客様自身に選んでもらい、その素材を中心に据えた、満足感のある料理が楽しめます。また、店内で焼き上げられるパンと一緒に味わうことができ、料理との相性も抜群です。

料理はシンプルな白皿で提供されますが、姉妹店とは異なるスタイルで、シェフの独自のアプローチが随所に感じられます。特に自慢のナチュラルワインの品揃えは地域一と言っても過言ではなく、料理とのハーモニーを楽しむことができるでしょう。

ベーカリーでは、レストランにおける素材へのこだわりがそのまま反映されており、約30種類のパンがラインナップされています。クラッシックなハード系バゲットを中心に、ライムギ粉やセモリナ粉を使った多彩な品揃えが魅力。パンは19時過ぎに最終焼き上げが行われ、朝食や夕食にぴったりの焼き立てを提供しています。

店名の『Laiton』はフランス語で真鍮を意味しています。真鍮のさりげない色合いは、年月とともに温かみのある光沢が生まれ、どこか親しみを覚える空間を演出しています。このレストランは、無理なく上質な食事を提供することで、お客様の日常を華やかに彩る役割を果たしていきたいと願っているのです。