株式会社ゼロボードとCAE、脱炭素経営支援のパートナーシップを発表
2023年、株式会社ゼロボード(東京都港区、代表取締役:渡慶次道隆)は、ベトナムの環境コンサルティング企業CENTER FOR ANALYSIS AND ENVIRONMENT(CAE)、との間で脱炭素経営を推進するためのパートナーシップ覚書を締結しました。この新たな協力関係は、ゼロボードが企業のサステナブルな成長をサポートする取り組みの一環として位置づけられています。
葬式では、ゼロボードのアジア地域事業担当である鈴木慎太郎氏も出席し、両社の戦略的な協力関係を象徴するような意義のある瞬間となりました。CAEは、1999年に設立された企業で、ベトナム国内において環境対応のコンサルティングや人材育成事業、計測機器の検査を行っています。
GHG排出量の把握と削減を目指す
今回の覚書により、ゼロボードはCAEと協力し、ベトナムを拠点とする企業に対して、独自のGHG排出量算定・可視化クラウド「Zeroboard」の導入を進めることになります。このプラットフォームは、温室効果ガス排出量の把握を可能にし、企業が効果的に排出削減に取り組むための強力な支援ツールとなります。また、企業の従業員に向けた脱炭素に関する啓発活動として、標準化されたワークショップも実施される予定です。これにより、ベトナム国内での脱炭素活動の浸透と、企業の持続可能な成長を促進することを目指しています。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて
両社は、ベトナム政府の2050年までのカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを共に進めます。環境保護や気候変動の影響を軽減するために、お互いのリソースを活用し、ベトナム全土での脱炭素経営支援を推進していく方針です。ゼロボードは、すでにASEAN地域の様々な企業に対し、GHG排出量の算定を通じた脱炭素支援を展開しており、今回のCAEとの協力によって、その範囲を広げることが期待されています。
ゼロボードの特徴
「Zeroboard」は、企業がGHG排出量を算定・開示し、削減するための便利なソリューションです。具体的には、国内外のサプライチェーン排出量や製品別のカーボンフットプリント(CFP)をクラウド上で可視化し、さらに削減貢献量の把握や水資源の管理も可能としています。これにより企業は、課題に合わせたGHG削減ソリューションを受けることができ、脱炭素経営へのシフトをサポートされます。
ゼロボードは、建設業界向けや物流業界向け、さらには欧州の新しい規則対応のための製品も展開しており、それぞれの業界特有のニーズに応えるパッケージを提供しています。最近では、企業向けウェビナーも開催し、脱炭素経営の最新情報や活用法を紹介しています。ウェビナーは毎月行われており、参加を希望する企業は公式サイトで申し込みが可能です。
このように、ゼロボードとCAEのパートナーシップは、環境問題への取り組みを強化し、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。