有機原料で農業改革
2022-07-20 10:30:02
化学肥料高騰に対応!有機原料を活用する新たな農業の時代
化学肥料高騰へのチャレンジ
農業分野では、化学肥料の価格高騰が深刻な問題となっています。「肥料をめぐる事情」によれば、化学肥料の原材料費は63.7%を占め、その主な成分である尿素やリン酸、塩化カリウムの価格が2021年から2倍から3倍に跳ね上がっています。このような背景の中で、生産者は農業経営を維持するために新たな手段を模索する必要があります。
有機資料の重要性
化学肥料に依存する従来の栽培方法と、主に有機原料を使用する方法では、生育状況や土壌微生物に関する管理が大きく異なります。このため、農業者にとっては、栽培方法を切り替えることが困難であり、品質や収穫量を確保する技術的な課題が生じます。実際、栽培方法の転換にはリスクが伴い、農業者はその決断に慎重にならざるを得ません。
新たなオンラインサービス
そこで、私たち株式会社INGENは、オンラインで提供する「農の相棒Mr.カルテ」というサービスを通じて、農業者に対し、有機原料を主体とした栽培計画や技術を提案しています。このプラットフォームでは、自らの栽培方法を見直し、有機肥料への切り替えを進める農業者を支援しています。Mr.カルテは、栽培技術に関する情報を集約し、農業者が直面する課題を解決に導くツールとしての役割を果たしています。
農水省の取り組み
農水省は2021年に「みどりの食料システム戦略」を策定し、2050年までに化学肥料の使用量を30%削減するという目標を設定しました。この取り組みは、有機物の循環利用や施肥の効率化といった新たな農業手法の推進を促しています。また、国際的な視点でも、持続可能な農業や減農薬作物の需要が高まっており、農業者はこの流れに対応する必要があります。
今後の展望とサポート
有機原料を使った栽培方法は、農業者の関心を集めていますが、技術情報が不足しているため、切り替えに躊躇する声も聞こえます。私たちは、Mr.カルテを通じて、意欲的な農業者が最大限に品質と収穫量を維持しながら新たな栽培方法に取り組めるよう、これからもサポートを続けていきます。
INGENの紹介
株式会社INGENは2015年に設立された農業ITベンチャーです。「世界に勝る産地・生産グループの育成」をミッションに掲げ、農業技術の継承を通じて安定した産地と農業ブランドの確立を目指しています。また、当社はオンラインサービス「農の相棒Mr.カルテ」を開発・運営し、数々の賞を受賞しています。特に、女性起業家支援の観点でも評価されています。
報道関係者へのお知らせ
私たちは報道関係者への取材協力やインタビューに対応可能であり、化学肥料や農業技術の新たな動向についての情報提供を行っています。減化学肥料や減農薬のニーズに対して、農業者の国内動向や若手農業者の事例紹介など、幅広いテーマでの協力も行っています。
会社情報
- 会社名
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株式会社INGEN
- 住所
- 千葉県松戸市本町17-11芹澤ビル6F
- 電話番号
-
047-707-2829