液体せっけんの量り売りが千葉「デポー園生」で始まる！環境に優しい新しい取り組み

千葉「デポー園生」で液体せっけんの量り売りが導入

千葉市稲毛区に位置する「デポー園生」が、2025年11月1日から液体せっけんの量り売りを開始することが発表されました。この新たな取り組みは、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会が推進する環境への配慮から生まれたもので、東京や神奈川、埼玉を含む15店舗に拡大しています。生活クラブは、組合員からの要望を受けて2022年8月からこの取組みを開始し、今や年々その規模を広げているのです。

量り売りの詳細

「デポー園生」では、ハンドソープ、ボディシャンプー、キッチン用液体せっけん、洗濯用液体せっけんの4種類が量り売り可能で、加えて同店舗ではおれんじの台所用液体せっけんとお風呂洗い用せっけんを提供し、計6品目が揃っています。量り売りにより、年間で約38.5kgのプラスチック削減が見込まれています。

このような量り売り方式は、環境保護だけでなく、消費者にとっても便利な選択肢となります。自分の必要な量を量り、容器を持参することで無駄を省けるのは、持続可能な生活を志向するライフスタイルに非常にマッチしています。

購入手順

量り売りを利用するには、以下の手順に従う必要があります。
1. 自身の容器を持参
2. セルフ計量器で容器の重さを量る
3. 蛇口の下に容器をセットし、求める液体を詰める
4. 再度計量し、最低20gからの購入が可能
5. 容器の重さを差し引き、印刷ボタンでラベルシールを出力
6. レジでラベルシールを読み取り、支払い

プラスチック削減の取り組み

生活クラブでは、容器や包装のプラスチック削減にさらに注力しています。調味料やジュースの容器にはリユースびんを採用し、使用済みのびんは店舗外で回収。

また、野菜はバラ売りや紙袋での包装が行われ、紙袋の回収も行っています。これにより、廃棄物の削減と環境保護を両立させています。例えば、値札シールはプラスチックトレイに貼らず、添えられる形式で、回収及び再利用が推進されています。

生活クラブの背景

生活クラブは1965年に設立され、約42万人の組合員を抱えています。安心・安全で持続可能な食材を提供することを基本に、環境と健康に配慮した共同購入活動を展開しています。こうした活動は、地域社会との結びつきを強化し、持続可能な社会の実現に向けて取り組む「つながるローカルSDGs」として広がりを見せています。

今回の「デポー園生」での液体せっけんの量り売りは、生活クラブがこれまで行ってきた数々の環境保護活動の一環です。今後もさらなるプラスチック削減に向けた取り組みが期待されています。

詳しくは、生活クラブの公式ホームページやSNSをご確認ください。皆さんが享受する持続可能な選択肢の一つとして、この新たな試みが広がっていくことを願っています。