Back Marketがインパクトスタートアップ協会に正会員加入
2023年、世界最大級のリファービッシュ電子機器マーケットプレイスであるBack Market Japan株式会社(以下、Back Market)は、インパクトスタートアップ協会(Impact Startup Association、以下、ISA)に正会員として加入したことを発表しました。この加入は、「社会課題の解決」と「持続可能な成長」の両立を目指す活動の一環であり、同社の企業ミッションを強化する重要なステップです。
リファービッシュ品とは?
リファービッシュ品は、中古として回収された電子機器が専門家によって検査、クリーニング、修理された後、全ての機能が正常であることが確認された商品のことを指します。これにより、新品と同等の品質を保ちながら、環境にも優しい製品提供が可能になるのです。
正会員加入の背景と目的
Back Marketは、2014年に設立以来、サステナブルな事業活動を重視し続けています。2023年4月には、環境意識の高い企業に与えられる「B Corporation(B Corp)」認証も取得。リファービッシュ品を利用することで、製造過程における原材料や水の使用量、廃棄物の発生量、二酸化炭素排出量を大幅に削減できることが科学的に証明されており、これを活かして市場の拡大を図っています。
特に、同社の「インパクトレポート」によれば、創業以来の活動により130万トンのCO2排出削減を達成し、1500トン以上の電子ゴミも削減しています。このような成果から、ISAの活動に共鳴し、より持続可能な社会に向けた連携を図るために正会員としての加入が決定されました。
インパクトスタートアップ協会について
インパクトスタートアップ協会(ISA)は、社会課題を解決し、持続可能な成長を追求する企業のエコシステムを構築するために、2022年に設立されました。協会は政財官との協働を通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。現在、206社の正会員企業と10社の賛同会員が活動に参加しており、それぞれの企業が持つ資源を活用し、相互に支援し合いながらサステナブルなビジネスエコシステムの形成を目指しています。
持続可能な社会の実現に向けたBack Marketの今後
Back Marketは、ISAのメンバーシップを通じて、持続可能なビジネスエコシステムを形成し、スタートアップ企業や関連企業との協力をさらに深めることを目指しています。この協力により、短期的な利益だけでなく、社会全体への影響を意識した長期的な成長を追求していく方針です。
まとめ
Back Marketの正会員加入は、企業の社会的責任を果たしながら、持続可能な未来に向けた大きな一歩です。リファービッシュ品の普及や省資源型ビジネスの推進は、私たちの生活をより良くし、環境への負荷を減少させる鍵となります。今後の活動が、どのように社会にポジティブな影響を与えていくのかに期待大です。