エアコンの夏じまい
2024-09-24 16:03:16

今年の猛暑が影響、エアコンの使用実態と夏じまいの重要性

暑さが続いた2024年夏 | エアコン利用実態と夏じまいの重要性



今年の7月、全国各地で記録的な高温に見舞われ、多くの家庭でエアコンがフル稼働しました。特に沖縄県では、1日あたり平均13.66時間、1ヵ月では423.53時間という使用時間が記録され、全国平均も過去最高を更新しました。このような状況下でエアコンを使っていた世帯は多かったものの、実際のエアコンのメンテナンス状況に関しては、あまり良くない結果が浮かび上がりました。

エアコン利用状況ランキング


パナソニックが実施した調査によれば、今年の8月、冷房利用時間が最も多かったのは沖縄県であり、次いで他の西日本エリアも高い値を記録しました。また、エアコンの使用増加時間では高知県がトップで、昨年比で1日平均1.82時間増加しました。これは、気温の上昇や湿度の影響も関与していると考えられます。

お掃除を忘れたエアコンの実態


調査によると、今夏のエアコンのお手入れ状況は約43%の世帯が「まったくお手入れしていない」と回答し、44%は「夏じまいの予定がない」としています。また、エアコンを夏じまいを行ったことがないという人も45%にのぼりました。エアコン内部には、冷房利用時のカビの発生リスクが高まるため、お手入れは欠かせません。カビが繁殖する条件はわずかな湿度や温度でも発生しやすく、放置すると繁殖が進む恐れがあります。

夏じまいが必要な理由


エアコンの内部にカビが生える主な理由は、ホコリや油分が栄養源となり、冷房運転時に結露が発生し、高湿度状態が続くことです。特に秋は加湿環境になりやすく、放置したエアコンからは「カビ風」が吹き出す危険があります。これを防ぐためにも、「夏じまい」は必要です。

正しいエアコンの夏じまい方法


1. フィルターの清掃


定期的にフィルターを掃除し、目詰まりを防ぎましょう。掃除機で来るホコリを吸い取るだけでなく、汚れが気になる場合は薄めた中性洗剤で洗うこともおすすめです。

2. 内部の乾燥


エアコンには内部クリーン機能の付いた機種が多く存在するため、これを利用してカビ防止の効果を得られます。クリーン機能がない場合は、冷房運転後に送風機能を数時間使用して内部を乾燥させてください。

3. 拭き掃除を徹底


見える部分の通風路やフラップを拭き掃除して、カビの栄養源となるホコリを取り除きます。

経済的負担も考慮する


エアコンの使用効率を保つためには、定期的なお手入れが有効です。フィルターの目詰まりによる消費電力増加は、年間を通して見れば大きな電気代の差につながりかねません。

まとめ


厳しい暑さが続く中、エアコンは必需品となりましたが、その後のメンテナンスを忘れることなく、冬シーズンをスムーズに迎える準備をしましょう。パナソニックのエアーマイスターが推奨するお手入れ方法を実践し、健全なエアコンライフを送っていきましょう。適切なメンテナンスで、快適な室内環境と省エネにつなげることができます。


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