法政大学と大阪書籍印刷のコラボ商品
2025年6月、東京都の法政大学経営学部で、西川英彦教授のゼミナールが大阪書籍印刷株式会社と共同開発したレターセット「Hanafumi(はなふみ)」が登場します。この商品は、受け取った瞬間から生まれる喜びを長続きさせることを目指して設計されています。
花を贈ることの課題
花は、誕生日や記念日などの特別な日に贈られることが多く、受け取る側にとっても幸せな気持ちになれるプレゼントです。しかし、実際には花を贈ることに困難を感じる人も多いことが明らかになりました。セミナーの学生が実施した調査によると、96%の人が花をもらった際に「花瓶がない」「枯れるのが悲しい」といった問題に直面したと回答しています。これらのデメリットを解消するために「Hanafumi」は開発されました。
Hanafumiの特徴
「Hanafumi」は、手紙としての機能を持ちながら、立体的な花のデザインを採用したレターセットです。これは、ただのメッセージカードではなく、視覚的にも楽しめる贈り物として誕生しました。ケースに収納された紙製の花が、開くことで平面から立体へと変化し、受け取った側が驚くサプライズ感を演出します。また、5枚のハート型メッセージカードに自分の想いを込めて、花びらに混ぜる形でプレゼントできます。このユニークな仕掛けが、受け取る側にとって特別な体験を提供します。
開発までの軌跡
このプロジェクトは、大学ゼミ対抗の企画「Sカレ(Student Innovation College)2024」に基づいてスタートしました。学生たちは、大阪書籍印刷が掲げた「誰かがしあわせになる紙文具」というテーマに基づき、アイデアを具現化するためにマーケティングを行いました。約1年の開発期間を経て、この素晴らしい商品が形になったことを学生たちはとても喜んでいます。「この商品を通じて、大切な人に幸せな気持ちを届けたい」と語る彼らの思いは、間違いなく商品に込められています。
先行発売の情報
「Hanafumi」は、2025年6月25日に有明GYM-EXで開催される「文具女子博トーキョー」にて先行販売され、7月7日からは大阪書籍印刷のECサイト「archshop」で一般向けにも販売される予定です。価格は1,980円(税込)で、4色(Red、Pink、LightBlue、Yellow)展開する予定です。
商品の詳細については、以下のリンクからもご確認いただけます。
この新たな形のプレゼントをぜひ手に取ってみてください。贈ることの喜び、受け取ることの驚きを体験できる「Hanafumi」は、未来の贈り物のスタンダードになるかもしれません。