エムオーテックスが提案する新たなIT資産管理手法
エムオーテックス株式会社(MOTEX)が、IT資産管理とセキュリティ対策を支援する新しいAIアシスタント「LANSCOPE Copilot for エンドポイントマネージャー(ベータ版)」を発表しました。この製品は、2025年3月5日から利用可能で、ユーザーの利便性を大幅に向上させることが期待されています。
背景: IT資産管理の重要性
現在、多くの企業が業務用PCやスマホの管理に苦心しており、IT資産管理ツールの導入が進んでいます。最近の調査によると、企業の約80%がこのようなツールを導入しているという結果が出ています。テレワークやハイブリッドワークの普及に伴い、クラウド型のIT資産管理ツールの需要が高まっており、MOTEXが提供する「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」も12,000社以上に利用されています。
また、管理対象となる端末はPCだけでなく、スマホやタブレットなど多様化しています。これにより、内部からの情報漏洩や外部からの攻撃への対策が求められます。このような状況下で、IT資産管理ツールは単なる資産の管理だけでなく、情報の追跡、操作内容の把握、虐待や情報漏洩時の証拠保存にとっても欠かせない存在となっています。
LANSCOPE Copilotの機能
MOTEXは、こうした課題を解決するために「LANSCOPE Copilot」を実装しました。このAIアシスタントは、エンドポイントマネージャーの管理コンソール内で簡単に利用できます。ユーザーが質問をテキスト入力することで、操作方法や運用方法についての情報を即座に得ることができます。これにより、複雑なマニュアルを読む必要がなくなり、業務の効率化が実現されます。
例えば、ユーザーが「デバイスを管理するには?」や「最新の位置情報の取得タイミングは?」といった質問を入力すれば、LANSCOPE Copilotが適切な回答を返してくれます。この機能は特に、日々の業務に忙しい情報システム担当者にとって、大きな助けとなるでしょう。
企業のIT業務の効率化に貢献
また、最近のビジネス環境では情報システム・セキュリティ担当者に対する負担が増大しています。そのため、MOTEXはAIを活用し、業務の効率化を目指すことに注力しています。今回の「LANSCOPE Copilot」は、その第一歩となります。今後もMOTEXはエンドポイントマネージャーおよびその他のセキュリティプロダクトの機能強化を進め、セキュリティの向上を図っていく所存です。
LANSCOPE エンドポイントマネージャーの特徴
「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」は、長年の運用ノウハウとスマートフォン管理に基づく統合管理を実現しています。ITreviewによると、MDMやIT資産管理ツールなど4つの部門で高評価を得ています。このような評価は、企業からの信頼性を示しており、メーカーシェアNo.1の地位を誇る要因とも言えます。
MOTEXについて
MOTEXは、IT資産管理とセキュリティ対策において専門的なプロダクトを提供しています。サイバーセキュリティの解決策を通じて、企業の安全なデジタル環境の実現に努めています。安全と生産性の両立を掲げ、時代のニーズに応じたサービスを提供し続けます。
また、「LANSCOPE Copilot」の導入により、今後ますます多くの企業が簡単かつ効率的にIT資産管理を行えるようになることが期待されます。