アサヒビールとニッカウヰスキーが弘前市に寄付、地域活性化へ向けた新たな取り組み

アサヒビールとニッカウヰスキーが弘前市へ寄付



アサヒビール株式会社とニッカウウィスキー株式会社は、青森県弘前市にそれぞれ500万円ずつ、合計で1千万円を寄付することを発表しました。この寄付は、企業版ふるさと納税を通じて行われ、地域の様々なプロジェクトに活用されることとなります。

寄付の目的



寄付金の主な使い道としては、以下の3つのプロジェクトが挙げられています。
1. 農業・観光連携りんご産業活性化事業
2. ひろさきスタートアップる塾
3. 新規就農者等コミュニティ構築推進事業

これらのプロジェクトは、青森県弘前市の農業や観光業を推進し、地域振興に寄与するものです。この寄付を通じて、特にリンゴ農家の支援に力を入れ、持続可能なシードル製造に向けた環境を整えることが目的となっています。

これまでの取り組み



昨年、アサヒビールとニッカウウィスキーは寄付金を活用して、収穫時期の10月から11月にかけて計3回の収穫ボランティアツアーを実施しました。このツアーには329名もの参加者が集まり、地域との交流を深めました。今年も約240名のボランティアを募集し、地域とのつながりをさらに強める予定です。

官民連携による成功例



これらの活動は、官民連携による地域活性化の好例とされ、農林水産省主催の「ディスカバー農山漁村の宝」のコミュニティ・地産地消部門で優秀賞を受賞するなど、高い評価を受けています。また、内閣府が主催する「企業版ふるさと納税に係る大臣表彰」では、同様の理由から受賞を果たしました。

今後もアサヒビールとニッカウウィスキーは、弘前市と連携し地域の活性化に尽力する姿勢を見せています。そして、弘前リンゴのブランド価値を高めることに注力し、ニッカウヰスキー弘前工場で生産される100%国産リンゴ使用のスパークリングワイン「ニッカ弘前 生シードル」の認知度向上を目指しています。

アサヒグループのサステナビリティへの取り組み



アサヒグループは、「アサヒグループ サステナビリティ基本方針」に基づき、環境やコミュニティ、責任ある飲酒、健康、人権といった5つの重要課題に取り組んでいます。特に、地域コミュニティとの結びつきを強化する活動を通じて、訪れる人々にも親しまれるような取り組みを推進。

これにより「期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造」を実現することを目指しています。今後も青森県弘前市の活性化を目指した活動が期待されます。

地域とのつながりを大切にしながら、持続可能な社会を共に作り上げていくアサヒビールとニッカウヰスキーの今後の動きに注目です。

会社情報

会社名
アサヒビール株式会社
住所
東京都墨田区吾妻橋1-23-1
電話番号
0570-00-5112

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。