奈良発！素麺の魅力を伝える新情報メディア『そうめん手帖』スタート

移り変わる季節の中で、素麺を楽しもう

奈良県桜井市に本社を構える株式会社マル勝髙田商店が、新たに情報メディア『そうめん手帖』を公開しました。このメディアの目的は、いわゆる「そうめんのある日常」を皆さんにお届けすることです。主に素麺を取り扱っているこの会社は、イタリア直輸入のエキストラバージンオリーブオイルを使用し、本腰熟成製法で仕上げた『三輪の神糸』を販売しています。

季節の移り変わりに寄り添う素麺

現代の忙しい日常の中で、素麺という食材が持つ懐の深さを再発見し、私たちの日々を豊かにする存在になることを願っています。『そうめん手帖』では、素麺を使ったレシピや、素麺を囲むシーンにまつわるストーリーを随時更新していく予定です。例えば、キャンプのお供として持ち運べる常温保存可能な素麺は、夏の新鮮なトマトと組み合わせることでシンプルながら贅沢な味わいを楽しむことができます。

「てのべたかだや」とのコラボレーション

また、マル勝髙田商店は「新しい食べるシーンを生み出す」ことをビジョンに掲げ、『てのべたかだや』という新しい店舗も展開しています。この店舗では、春夏秋冬を通じて、それぞれの季節の魅力を引き出したメニューや商品が提案されており、訪れたお客さんには、四季折々の素麺を楽しんでもらえるよう工夫されています。店舗は奈良県桜井市芝にあり、木のぬくもりを感じる心地よい空間が広がっています。営業時間は日曜日を除く毎日で、9時から17時まで営業しており、特にお食事は11時から16時まで行っています。

伝統と革新の結びつき

マル勝髙田商店は設立から1300年という歴史の中で、手延べ素麺を忠実に製造・販売してきました。春夏秋冬を通じた素麺の楽しみ方は、時代と共に変化しています。白く細い素麺のスタイルは変わらないものの、製法や素材に関するこだわりは常に進化し続けています。

特に『三輪の神糸』は、独自の製法で製造されており、的確にブレンドされた小麦粉と厳選された素材が使われています。その結果、強いコシと滑らかなのどごしを実現しています。この優れた製品は、日常の食卓はもちろん、特別な場面でも喜ばれることでしょう。

2023年に創業100周年を迎える同社は、未来の素麺の在り方についても積極的に考えています。国際化や多様性が求められる時代に合わせ、外国人の採用や障害者施設との連携といった取り組みを通じて、より広範なコミュニティへの貢献を目指しています。これらの活動が、素麺を通じて日本の食文化への新たなつながりを生むことを願っています。