初夏の小石川後楽園
2025-06-04 16:03:52

初夏の小石川後楽園で楽しむハナショウブの美しい景色と味わい

初夏の彩りが広がる小石川後楽園



東京都文京区に位置する小石川後楽園では、約660株のハナショウブが美しく咲き誇り、初夏の訪れを告げています。この日本の名園はその歴史と美しい風景で、多くの訪問者を魅了し続けています。

ハナショウブの魅力



「花菖蒲田」では、紫や白を基調とした江戸系のハナショウブが中心に咲き揃い、静かな庭園に涼やかな彩りを加えています。花々の色は初夏の風を感じさせ、観覧する人々の心を癒してくれることでしょう。特に、朝露や雨上がりの瞬間は花が艶やかに輝き、見る人をより引き込む美しさがあります。

毎年恒例となる「花菖蒲の小道」も設置されており、訪れる人々は花のそばまで足を進めることができます。この近距離で花を観賞できるという体験は、多くの人に新しい感動を提供しています。ぜひ、この時期しか味わえないハナショウブの魅力をじっくり堪能してください。

限定の楽しみ「花菖蒲ソフト」



さらに、園内の売店「葵屋」では、期間限定の「花菖蒲ソフト(巨峰味)」も販売中です。このソフトクリームは、独特な酸味を持つジューシーな巨峰を使用しており、見た目も涼やかで、花麩が可愛らしく添えられています。花菖蒲の季節にぴったりのこのスイーツは、一度は試してみる価値があります。販売価格は税込500円で、イベント期間中にしか味わえない特別なメニューとなっています。

小石川後楽園の歴史



小石川後楽園は、1629年に水戸徳川家の祖である頼房によって造られた江戸時代初期の庭園です。庭は藩主の光圀によって完成され、儒学者・朱舜水の意見を取り入れた管理と設計が施されています。「後楽園」という名は、光圀が自身の理念を反映させて名付けたものです。これにより、訪れた人々は美しい自然と歴史が調和する場を楽しむことができるのです。

訪問のご案内



小石川後楽園は、毎日9時から17時まで開園しています(最終入園は16時30分)。一般の入園料は300円、65歳以上の方は150円、さらに小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料で入場できます。駐車場はないため、公共交通機関の利用をおすすめします。最寄り駅はJR水道橋駅や飯田橋駅、都営地下鉄大江戸線の飯田橋駅です。

園内の温かい雰囲気に包まれながら、ハナショウブの美しさや歴史を感じることができる小石川後楽園。皆様の訪問を心よりお待ちしております。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

会社情報

会社名
公益財団法人 東京都公園協会
住所
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。