子ども支援の未来を切り拓く「ミラインカム」のシンポジウム
2025年7月31日に開催されるシンポジウム『ソーシャルビジネス3.0』では、新たな子ども支援インフラ「ミラインカム」の発表が行われます。このイベントでは「寄付でも補助金でもない」支援モデルとしてのミラインカムを掘り下げ、社会の幅広い層からの理解と賛同を得ることを目的としています。
ミラインカムとは何か?
ミラインカムは、月額5,000円で一家庭を支援できるサブスクリプション型の社会投資プラットフォームです。この支援システムは、困窮している中間層やひとり親家庭といった新たな支援のニーズに応じたものであり、企業のCSR予算や市民の意志を通じて直接届く「共助のインフラ」として設計されています。少子化や教育格差、経済停滞が進む今、子どもたちを未来の宝として育てる新たな挑戦が求められています。
シンポジウムの目的
シンポジウムの主な目的は、これまで放置されてきた見えない格差を埋める新たなしくみを議論し、参加者同士のコミュニティ形成を促進することです。興味を持つ方々が、現場の声を通じて理解を深め、一緒に改革を進める道筋を作ることを願っています。
プログラムの概要
1. 基調講演
基調講演では、現場から見た「第四セクター」の可能性について議論します。講師には、福祉とビジネスの交差点に立つ、一般社団法人コンパスナビの代表理事・ブローハン聡氏が登壇します。彼は、社会的養護出身の若者や、困難を抱える家庭の子どもたちへの支援に取り組んできた実践者です。
2. ミラインカムの紹介
ミラインカムの具体的な特徴や支援の方法については、株式会社プランニングオフィスRoom375の代表取締役社長・福島美邦子氏が解説します。
3. トークセッション
トークセッションでは、第四セクターとソーシャルビジネス3.0の交差点をテーマに、新しい社会インフラの形について話し合います。新たな支援モデルがどのように社会課題を解決できるかを探ります。
4. ネットワーキングタイム
シンポジウムの最後には、参加者同士が名刺交換や情報交換を行う時間も設けています。
参加方法と詳細
シンポジウムは入場無料ですが、事前に登録が必要です。定員は60名で、参加希望者はQRコードから登録をお願いしています。締切は7月31日の15時までとなります。
主催とお問い合わせ
本イベントは、ミラインカム準備委員会及び株式会社プランニングオフィスRoom375ミラインカム事業部によって主催されます。詳細は公式ウェブサイトにて確認できます。
福島美邦子氏の言葉を借りると、「見えない格差を、しくみで埋める」という理念のもと、私たちはこのシンポジウムを通じて多くの方々と共に新しい社会の形を模索していきたいと考えています。皆様のご参加と対話を心よりお待ちしております。