亀田医療大学での国際的な交流
2024年7月26日、千葉県鴨川市に位置する亀田医療大学では、アメリカ・アイオワ大学の院生ヴァルーン・コルトゥラ氏を招いて交流会が開催されました。イベントのテーマは「KU meets with IOWA」。これにより、両校の学生同士が直接的に意見を交換し、国際的な視野を広めることを目的としました。
この交流会は、コルトゥラ氏が亀田メディカルセンターでのインターンシップの一環として来日したことを背景にしています。同日に、亀田医療大学のマスコットキャラクター「はーとちゃん」も参加し、学生たちと記念撮影を行い、和やかな雰囲気でのスタートを切りました。
コルトゥラ氏は現在、アイオワ大学でMBA(経営管理学修士)とMHA(医療管理学修士)を専攻中であり、その専門知識を基に医療や文化に関する多様な観点からお話しをしてくれました。学生たちはコルトゥラ氏の講演に熱心にメモを取り、質問を投げかけることでより深く理解をしようとする様子が印象的でした。その後の歓談セッションでは、翻訳ソフトを活用しながら、参加者同士が言葉の壁を越えて楽しく意見交換を行い、活気ある議論が展開されました。
交流会の後に行われたランチミーティングでは、亀田医療大学の田中学長や大滝特任教授、足立教授らと共に、英国ケンブリッジの著名なダイナミックなヘルスケア・エコシステムを支えるHIN(Health Innovation East)のシニアアドバイザーであるロドニー・ケリー氏も参加し、有意義な時間を過ごしました。
その後、キャンパスツアーが行われ、コルトゥラ氏は講義室や実習室、ミズキホール、図書館等を案内されました。ツアー中には彼からの多くの質問があり、亀田医療大学の学生たちはそれに対して丁寧に答え、積極的に知識の共有を行いました。全体を通して、参加者同士の交流が深まり、親しみやすい雰囲気が漂っていました。
最後に、コルトゥラ氏にお土産としてキャンパスグッズが贈られ、参加学生たちからの手書きメッセージも添えられました。この特別な贈り物に対してコルトゥラ氏は非常に喜びを表明し、「楽しい、素晴らしい時間だった」と振り返ってくれました。学びや交流が活発に行われたこのイベントは、未来の医療を共に考える良い機会となりました。
今後も亀田医療大学では国際的な交流を進めていくことで、学生に多様な視点を提供し、グローバルなネットワークを構築していくことを目指しています。