ExoEarthとGlycanAge社、戦略的提携の開始
2026年8月20日、ExoEarth株式会社が英国のGlycanAge社との間で、糖鎖を用いた生物学的年齢測定に関する戦略的提携を発表しました。この提携により、両社は日本におけるGlycanAge測定の利用機会の拡大と、糖鎖バイオマーカーと細胞外小胞(EV)研究との横断的な協力を進めます。
提携の概要
提携の基盤となるMOU(基本合意書)のもと、ExoEarthとGlycanAge社は、日本市場において糖鎖に基づく生物学的年齢測定を段階的に展開することを目指しています。測定結果を単なる数値として扱うのではなく、個々の健康状態を深く理解し、日常の選択に役立てる考え方を共有しています。
GlycanAge測定の意義
GlycanAge社が提供する測定は、血液中の免疫グロブリンGに結合する糖鎖のパターンを解析するものです。このパターンは、加齢や免疫状態、炎症、生活習慣などによって変化し、Inflammagingと呼ばれる炎症性老化についても関連性が示されています。ExoEarthは、GlycanAge測定の結果を身体の健康状態を理解するための重要な指標と位置づけており、継続的な測定を通じて、個々に応じた健康戦略を構築することを目指します。
パーソナライズドロンジェビティサイクル
ExoEarthは、個別の健康データに基づき戦略を柔軟に更新する「個別最適化型ロンジェビティサイクル」を構想しています。このサイクルは、継続的な評価と改善を通じて、身体の状態に適した施策を確実に実施することを目指します。具体的には、個々の測定データをもとにした健康改善のループを形成することが重要です。
研究の具体的計画
提携の下、両社はGlycanAge測定を使用した共同研究を実施し、EXOCURE®プログラムに関わる生物学的年齢や免疫状態の指標が時間と共にどう変化するかを探る予定です。この研究により、測定値の継続的な変化を追跡し、その影響を科学的に評価することが期待されています。
ExoEarthの将来ビジョン
ExoEarthは、日本を次世代ロンジェビティの実証フィールドとし、データの蓄積や継続的な測定を通じて、個別化された健康戦略を提供することを目指しています。また、グリカンエイジ社との国際的な連携を強化し、ロンジェビティ分野での革新を実現します。
代表者のメッセージ
GlycanAge社のCEO、Nikolina Lauc氏は、「日本は先進的なロンジェビティ市場であり、ExoEarthとの提携により、新たな科学的探求ができると期待しています。」と述べ、一方でExoEarthの代表、西平 隆は、自身がGlycanAge測定を続けて得た経験がロンジェビティサイクルの原点であると強調しました。
この提携を機に、二社は新たな研究と健康戦略を日本から世界に広めることを目指しています。