TBWA HAKUHODOが手がけた「VOICE CHARGE」がClio Sports Awardsで受賞
株式会社TBWA HAKUHODOが企画・制作したプロジェクト「VOICE CHARGE」が、2024 Clio Sports Awardsで金賞と銅賞の二つの栄冠を手にしました。この受賞は、広告業界でのクリエイティビティを称賛するために設立されたClio Awardsの一環として行われ、特にスポーツ広告においての優れた表現力が評価されています。
Clio Awardsについて
Clio Awardsは、1959年に設立された世界三大広告賞の一つで、各ジャンルにおけるクリエイティビティを評価します。特に、Clio Sports賞は2014年に新設され、スポーツ関連の広告やマーケティングにおける革新的なアイデアを称え、業界に新しい波をもたらす作品に贈られます。このたびの受賞は、コンペティションの激しい分野の中で、TBWA HAKUHODOの作品が際立ったことを示しています。
「VOICE CHARGE」とは?
「VOICE CHARGE」は2024年3月に日本で初めて開催されたフォーミュラE Tokyo E-Prixに参戦したNissan Formula E Teamを応援するためのプロジェクトで、ファンが自分の声を通じて選手を応援する新しい形のインタラクティブ体験を提供しました。このプロジェクトでは、参加者がマイクに向かって応援メッセージを発することで、その声がエネルギーに変換され、実際に選手たちに届けられる仕組みが導入されています。このユニークな試みは、ただのスポンサーシップを超え、スポーツとファンを繋ぐ新しいブランド体験を創出しました。
受賞結果
今回のClio Sports Awardsにおける受賞は以下の通りです:
- ブランドエンターテイメントおよびコンテンツ部門(Experience/Activationカテゴリー)
- ダイレクト部門(Digital/Mobileカテゴリー)
これらの受賞は、TBWA HAKUHODOにとって大きな成功であると同時に、日産自動車をはじめとするクライアントにとっても名誉な栄誉です。
TBWA HAKUHODOとは
TBWA HAKUHODOは、2006年に博報堂とTBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された広告会社で、独自の「DISRUPTION®」メソッドを駆使して新たなビジネスソリューションを創出しています。この手法は、常識にとらわれず、新しい視点から考えることを重視しており、全てのビジネスシーンでのディスラプションを実現する力強いマインドセットを持っています。
プロジェクト「VOICE CHARGE」の成功は、クリエイティブな広告制作がスポーツやブランド、ファンのつながりをどのように変えていくかの良い例とも言えます。今後もTBWA HAKUHODOの新たな展開から目が離せません。