韓国ドラマ「ストーブリーグ」の日本版が始動
2019年、韓国の地上波放送局SBSで放送され、社会現象を巻き起こしたドラマ「ストーブリーグ」。その名作がついに日本版リメイクの制作を開始しました。主演には、幅広いジャンルで活躍する俳優・亀梨和也さんが抜擢され、監督は「おっさんずラブ」などで知られる瑠東東一郎さんが担当します。
元の物語と新たな挑戦
「ストーブリーグ」は、野球未経験のゼネラルマネージャー(GM)が、万年最下位のプロ野球チームを再建に挑むヒューマンドラマです。プレーオフ中の球団運営チームの奮闘を描くこのストーリーは、困難を乗り越えていく姿に多くの視聴者が共感。韓国版は最高視聴率20.8%を記録し、「第56回百想芸術大賞」テレビ部門ドラマ作品賞など、複数の賞を受賞しました。
日本版の制作は、韓国SBSメディアグループ傘下のドラマスタジオ「スタジオS」と株式会社NTTドコモ・スタジオ&ライブの共同プロジェクトとして進行中。ナムグン・ミンが演じたGM役を亀梨和也が引き継ぎますか、彼の持ち味をどう生かすのか非常に楽しみです。
主演・亀梨和也の思い
亀梨和也さんは、このオファーを受けた際の気持ちをこう語っています。「新しい環境で仕事ができるという新鮮さを感じつつ、野球を知らない未経験者の役を演じるのは難しさも感じていますが、熱い想いで進めていきたい」と、作品に対する意気込みを示しました。
業界でのGMという役割に対して、亀梨さんは「日本のプロ野球にとってGMの存在はあまり知られていないと思いますが、それをどう表現するかが挑戦です」と語り、日本らしさを加えることに意欲を燃やしています。
瑠東東一郎監督の視点
瑠東監督も日本版リメイクに対して非常に期待を寄せています。原作の素晴らしさを尊重しつつ、日本の要素や新たな工夫を加えた作品にするという意向を示しており、「原作に基づきつつ、ポップな楽しさも加えていけたら」と語っています。
視聴者へのメッセージ
亀梨さんは「視聴者の皆さんには、ぜひこの作品を楽しんでいただきたい。日本ならではのストーリーを丁寧に作り上げたい」と意気込みを伝えました。また、瑠東監督は「今回の作品は、野球好きの人にも、そうでない人にも楽しんでもらえる内容になる」と自信を見せています。
リメイクは2026年を予定しており、韓国で熱狂的な支持を得た名作が、日本のプロ野球界を舞台にどのように生まれ変わるのか、視聴者の期待が高まります。今後の続報にも注目が集まります。
会社情報
制作を手掛ける株式会社NTTドコモ・スタジオ&ライブは、2023年5月に設立され、東京都千代田区に本社を構えています。同社は、新しいエンターテインメントを提供するために力を入れており、本作品もその一環となることでしょう。
「ストーブリーグ」の日本版は、未来に向けてどのように物語が展開するのか、今からワクワクです。ぜひ多くの方に観ていただきたい作品です。