Notta株式会社、約14億円の資金調達と新たなセキュリティ認証
2020年に設立されたNotta株式会社は、会議での会話を音声からテキストに変換するオンラインソフトウェアサービスを提供しています。このサービスは、業界を問わず幅広い企業や機関に利用されており、技術系企業や航空会社、大学、病院、保険会社、法律事務所など多様な顧客基盤を誇っています。昨今、このNottaが約14億円という巨額の資金を調達すると共に、世界的なセキュリティ・コンプライアンス基準である『SOC 2 Type I』認証を取得したことが話題になっています。
資金調達の詳細
今回の資金調達は、GL Ventures、Linear Capital、CDH Capitalなどの投資会社によって行われました。特にGL Venturesは企業コンサルティングやソフトウェアサービスに特化した投資を行うことで知られ、Linear Capitalはデータアプリケーションや先端技術アプリケーションに重点を置いた投資を進めています。また、CDH Capitalはプライベートエクイティやベンチャーキャピタル、クレジット商品を扱い、様々なセクターや地域に広く投資しています。
さらに、PKSHA SPARX Algorithm Fundも事業会社として参加し、AIやロボティクス技術を持つスタートアップ企業を対象に注力しています。このような背景から、多くの投資家の注目を集めるNottaの今後の展開が期待されているのです。
ユーザー数と利用状況
令和4年9月29日現在、Nottaの累積ユーザー数は66万人に達し、200社以上の企業がこのサービスを導入しています。特に有料会員は平均して1日67分の利用時間を確保しており、最も利用される曜日は火曜日から木曜日の間であり、利用頻度が高い時間帯は10:00〜11:00、15:00〜16:00とされています。このような詳細なデータを基に、Nottaは常にサービスを改善し、ユーザーの多様なニーズに応える体制を整えています。
SOC2保証報告書取得
Nottaは2022年9月29日に、米国公認会計士協会(AICPA)が定めるTrustサービス規準のもとで「セキュリティ」に関わる内部統制の評価を受け、『SOC2(Service Organization Controls 2) Type1』の保証報告書を取得しました。これは、顧客情報が外部からの不正アクセスに対して安全に保護されていることを証明する重要な文書です。この認証により、Nottaのサービスは単に安全であるだけでなく、組織全体の管理システムやプロセスについても信頼性を保証されることとなります。
高度なセキュリティ対策
Nottaは、ユーザーが安心してサービスを利用できるよう、個人情報保護に関しても十分に配慮しています。全てのページでSSL暗号化を使用し、ユーザーから送信される情報の安全な管理がなされています。特に、クレジットカード情報を含む重要なデータは万全のセキュリティ対策のもとで保護されています。
Nottaの利用方法
Nottaは、日本語を含む58言語に対応した音声自動テキスト化サービスを提供しています。様々なデバイスから手軽に利用でき、会議の効率を大幅に向上させることができます。特に社外秘の議題を取り扱う場合でも、データはすべて暗号化されているため安心してご利用いただけます。
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