熊本市で開催される新たな挑戦の舞台
熊本市が主催する「KUMAMOTOアトツギベンチャーDAY2025」が、2025年7月17日(木)に行われる。このイベントは、中小企業の後継者やその支援に関心を持つ金融機関・支援機関等を対象に、後継者の発掘・育成を目的とした多彩なプログラムを用意している。場所は、熊本県熊本市西区に位置する「XOSS POINT」で、午後3時から午後6時までの予定。
イベントの概要
イベントの目玉は、経営者としての挑戦を語る基調講演を含む豊富な内容だ。基調講演には、株式会社増田桐箱店の代表取締役社長である藤井博文氏が登壇し、「アトツギ経営者の挑戦~脇役から主役の桐箱へ~」というテーマで自身の経験を披露する。
続いて、パネルディスカッションが2つ行われる。初めのディスカッションでは、「アトツギ甲子園経験者による挑戦ストーリーとその後」という題名で、実際に後継者として経験を積んだ方々が登壇する。栗田貴宏氏(有限会社育葉産業取締役)、黒木千佳氏(株式会社クロキ広報・商品企画部、ドレッシング事業部主任)、錦戸啓人氏(錦戸企業グループ代表)が参加し、具体的な挑戦の軌跡とその学びを共有する。これにより、参加者は具体的な成功事例を通じて道筋を見出すことができるだろう。
次のパネルディスカッションでは、「熊本アトツギ最前線~挑戦者たちのリアル~」というテーマで、正清義悟氏(合資会社正清電器専務取締役)と谷山陽祐氏(株式会社尼崎薬品専務取締役)が参加し、現場でのリアルな体験とその成功に向けた試行錯誤について語る予定だ。
参加者には無限の可能性が
このように多彩なプログラムが用意されている「KUMAMOTOアトツギベンチャーDAY2025」は、後継者にとって貴重な学びの場となることが期待される。実際に成功した先輩たちの体験談を聴けることで、参加者は自分の将来に希望を持つことができるだろう。中小企業の後継者や後継予定者、さらにその支援を行う金融機関や支援機関など、多様な関係者が集まることで、新たなネットワーク形成が促されるのも大きな魅力だ。
申し込みと問い合わせ情報
参加希望者は、熊本市の公式サイトで申し込み方法などの詳細情報を確認できる。イベントの開催まで時間があるが、関心のある方は早めにチェックしてみてほしい。イベントに参加することで、自分自身の成長や企業の発展に向けた新しい視点を得ることができるはずだ。熊本市経済観光局産業部経済政策課の丸山氏への問い合わせも可能で、電話(096-328-2950)またはメール(
[email protected])で質問を受け付けている。さあ、熊本市での挑戦的なイベントに参加し、新しい可能性を探求しよう!