豊橋市での防災対策:家具固定インストラクター養成講座
大地震が日本各地で発生する中、備えはますます重要となっています。愛知県豊橋市では、これからの震災に備えた
家具固定インストラクター講座が2025年8月30日に開催されます。この講座は、家具の転倒防止策を学び、地域の防災活動に貢献する人材を育成することを目的としています。
家具固定の重要性
震災時において、家具の転倒やテレビの落下は多くの人々を危険にさらします。これまでの歴史の中でも、大地震が起こるたびに多くの負傷者が出ています。したがって、普段からの備えが欠かせません。自宅の安全を確認し、家具を適切に固定することは、命を守るための第一歩と言えるでしょう。
豊橋市では、防災訓練の中で家具固定の必要性を広めていくため、「家具固定インストラクター」を養成する取り組みを行っています。インストラクターは、実際に家具固定器具を使ったり、業者の取り付け支援を行ったりすることで地域社会に貢献します。
講座の内容
この講座では、受講者が家具固定インストラクターとして活躍できるよう、以下の内容が提供されます。
- - 地震時における室内の危険性とその対策に関する基礎的な講義
- - 工具を用いたネジ・金具取り付けの実習
- - 下地センサーを使った取付け位置の確認
- - ガラス飛散防止フィルムの貼り方
講師には、実際に震災後の倒壊家屋調査を行ってきた「たくみ設計室」の鈴木啓之氏を招きます。彼の経験から得た貴重な知識を学ぶことができる絶好の機会です。
講座の詳細
①午前の部 9:30~12:30
②午後の部 14:00~17:00(両部内容は同じ)
- - 開催場所:豊橋市役所13階講堂(豊橋市今橋町1)
- - 受講料:無料
- - 受講対象者:地域の防災活動に興味があり、家具固定器具の取り付けやガラスフィルムの貼付け指導を行いたい方
- - 定員:各回40名(先着順)
- - 申込方法:豊橋市防災危機管理課のホームページから電子申請で申し込み(豊橋市申込ページ)
- - 申込期限:2025年8月24日(日)まで
地震に備えるための知識と技術を学び、地域を支える存在として成長するチャンスです。ぜひこの機会に参加し、家の中から防災意識を高めていきましょう。