プロディライトが実現する新たな働き方
株式会社プロディライト(大阪市中央区)は、従業員の柔軟な働き方を推進するため、2025年1月1日から年次有給休暇を時間単位で取得できる制度を導入します。これは、従業員が必要な時に短時間だけ休暇を取得できることで、ライフスタイルに合わせた働き方を支援する狙いがあります。
時間単位の有給休暇制度の概要
多くの企業では有給休暇は1日または半日単位での取得が一般的ですが、プロディライトでは1時間単位での取得を可能にします。一般的に、このような制度は厚生労働省が推奨しており、特に多様なニーズを持つ現代の労働環境において重要です。
- - 対象者: すべての従業員
- - 取得単位: 1時間単位
- - 最大取得時間: 年間5日分
- - 繰越制度: 未使用の時間単位年休の端数は、次年度に限り繰り越すことができます。
このように設定することで、従業員は急用や家庭の事情に応じて柔軟に休暇を取得することができ、仕事の効率向上にもつながると期待されます。
導入の背景
この制度の導入にあたり、プロディライトでは2023年に全従業員からの意見を集約したヒアリングを実施しました。その結果、全休や半休では対応できない具体的なニーズが浮かび上がってきました。また、万が一、従業員が介護を行う必要が生じた場合、短時間での休暇取得が求められることも視野に入れています。
人材流出を防ぐためには、こうした細やかな制度が必要と判断され、2025年からの正式な導入が決まりました。入社後の就労環境改善に向けた第一歩として、非常に重要な取り組みです。
その他の勤務環境の改善
プロディライトでは、育児や介護に関する制度の充実も図っています。育児・介護休業法に基づいた短時間勤務制度については、2024年3月から中学校入学まで利用可能な制度を整備し、さらなるサポートを提供しています。
今後の展望
プロディライトは、「人がどこでも誰とでも、つながることができる社会を実現する」というミッションの下、様々な施策を展開しています。従業員一人ひとりがその個性や能力を最大限活用できるように、今後も働きやすい環境作りに努める方針です。
プロディライトとINNOVERAについて
プロディライトは、電話のDXを推進するクラウドPBX「INNOVERA」を提供しています。INNOVERAは、スマートフォンやPCにより会社の電話番号での発着信を可能にする、現代の働き方に適した電話環境の一形態です。コールセンターの設立や小規模なビジネスにおいても幅広く利用されています。
公式サイト:
INNOVERA
組織の柔軟な対応が求められる昨今、プロディライトが実施するこの新しい休暇制度は、今後の労働環境の改善に大きな役割を果たすことが期待されます。