不登校支援の未来を探る!アメリカの先進事例から学ぶシンポジウム開催
2024年7月4日、聴くプロ協会が後援するシンポジウム「不登校支援に必要な環境やかかわりを考える~アメリカ・グリーンチムニーズに学ぶ~」が開催されます。
近年、子どもを取り巻く環境は大きく変化し、不登校やいじめといった問題が深刻化しています。スマートフォンやインターネットの普及による情報過多やネットいじめ、ゲーム依存など、子どもたちの心身に悪影響を及ぼす要因も増加しています。
このシンポジウムでは、アメリカ・グリーンチムニーズの取り組みから、子どもたちの心の回復と教育について学び、不登校支援の未来を探ります。
グリーンチムニーズとは?
グリーンチムニーズは、アメリカにある、虐待を受けた子どもや、発達障がい等の子どもたちを対象とした寄宿制の施設です。アニマルセラピーや自然の中でのアクティビティを通して、心の回復と教育を行っています。
近年では、子どもたちの可能性を最大限に引き出し、社会の一員として成長するために必要なスキル、知識、資源を提供することに焦点を当てる、Positive Youth Development(PYD)にも力を入れています。
シンポジウムの内容
シンポジウムでは、グリーンチムニーズの教育部長である木下美也子氏による基調講演や、パネルディスカッションが行われます。
木下氏は、グリーンチムニーズで25年以上、特別な支援が必要な子どもたちや動物たちへの配慮に携わってきました。教育学修士、Professional Association of Therapeutic Horsemanship International(PATH)の上級治療的乗馬インストラクターの有資格者でもあります。
パネルディスカッションでは、木下氏に加え、京都大学大学院教育学研究科教授の西岡加名恵氏、一般社団法人全国心理業連合会理事の武藤収氏らが参加し、子どもにとって必要な環境について議論を深めます。
参加者募集
このシンポジウムは、教育関係者、不登校支援に携わる方、心理カウンセラー、アニマルセラピーやネイチャーセラピーに携わる方など、幅広い方々にご参加いただけます。
参加費は無料です。興味のある方は、下記の申し込みフォームよりお申し込みください。
シンポジウム申し込みフォーム
まとめ
聴くプロ協会が後援するシンポジウム「不登校支援に必要な環境やかかわりを考える~アメリカ・グリーンチムニーズに学ぶ~」は、子どもたちの未来を考える上で重要なイベントです。
グリーンチムニーズの取り組みから、子どもたちの心の回復と教育について学び、不登校支援の未来を探る、貴重な機会となります。ぜひご参加ください。