コロナ禍の食備蓄
2020-06-04 09:50:01
家庭の備蓄意識を高める!コロナ禍での食に関する調査結果
2020年4月7日、緊急事態宣言が日本全土を襲い、多くの家庭が在宅勤務を余儀なくされました。この状況において、デイリーストックアクション実行委員会が実施した「外出自粛制限中の食に関するアンケート」は、私たちの食生活や備蓄に対する意識の変化を浮き彫りにしています。調査結果によると、多くの家庭が「おうち時間」に備えた食料の確保に関心を持ち始めました。
調査の概要
一般社団法人日本ソイフードマイスター協会が運営するデイリーストックアクション実行委員会は、外出自粛制限期間中の食に関するアンケート調査を行いました。この調査は2020年5月7日から5月25日の間に実施され、質問には512名が回答しました。回答者は主に30代から40代の家庭生活者が多く、家庭の食への意識がどのように変わったかが焦点となっています。
外出自粛中の食料確保の実態
外出自粛制限中、食料の調達回数は減少し、約60%の回答者が食品購入時に賞味期限を気にするようになったと報告しています。これは、災害やウイルスによる不安が高まる中、自宅に安心して食べられる物を常備することが重要であるとの意識が高まっていることを示しています。特に困ったこととして多かったのが、「毎日献立を考えること」や「冷蔵庫に食品が入りきらない」という回答が寄せられました。
常温保存可能食品の認知度
調査では、冷蔵・冷凍以外でも常温で保存できる食品についての認知度が低いことも明らかになりました。多くの家庭が今まで知らなかった、便利な常温保存が可能な食品を活用することで、冷蔵庫のスペースを有効活用できることが期待されます。
食の防災と家庭の備蓄
「食の防災」に関する意識も高まり、レトルト食品や加工食品の活用が約7割の家庭で見られました。このような食品を定期的にストックし、家族の好みに合わせたものを選ぶことで、非常時や日常生活において「ほっとできる食」の提供が可能となります。
結論と今後の取り組み
これからも私たちは、食の防災意識を高める取り組みを進めていく必要があります。家庭の食生活を見直し、常温保存できる食品のストックを普段から行うことが求められます。また、日常的に食の備蓄に関する情報を共有し、さらなる意識の向上を図ることが地域の力強さに繋がります。
詳細なアンケート結果やおすすめの備蓄食品については、デイリーストックアクション実行委員会の公式ウェブサイトをご覧ください。備蓄食品の選び方や在宅時間を楽しむためのヒントも多数紹介されています。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人日本ソイフードマイスター協会
- 住所
- 東京都世田谷区用賀3-15-11-2F
- 電話番号
-
03-4400-8414