ミズノの新クラブ
2025-06-16 11:31:57

革新的なゴルフクラブ誕生!ミズノがレオクリスタを採用

革新のゴルフクラブが登場!



ミズノ株式会社が最近リリースしたゴルフクラブには、特別な素材「レオクリスタ」が初めて使われています。この新素材は第一工業製薬株式会社が開発したセルロースナノファイバー(CNF)を基にしており、軽量化と高強度化が実現されています。特に、幅約3ナノメートルという非常に細いシングルナノファイバーによって、品質と強度が大幅に向上しました。

レオクリスタの特徴



レオクリスタは、東京大学の磯貝明特別教授や齋藤継之教授によって開発されたTEMPO酸化技術を用いて製造されており、高密度なカルボキシ基を持つ特徴があります。この特性により、ナノ材料としての性能が格段にアップし、これまでのボールペンのインクやセラミックスのバインダーに使用されています。

そして、今回のゴルフクラブでは、ドライバーシャフト部分にCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を用い、レオクリスタと組み合わせることで衝撃強度が向上することが期待されています。特に、ヘッドスピードが遅いシニアや女性ゴルファーをターゲットにした軽量設計となっており、多くのゴルファーに快適なプレーを提供します。

商品情報と背景



新しくリリースされた商品名は「ST-MAX 230 LITE DRIVER」。シャフト名は「PLTNM MFUSION AERO」となっています。軽量な設計により、より多くの人々がゴルフを楽しめるように配慮されています。

この新素材の実用化は、持続可能な社会の実現にも寄与しています。具体的には、カーボンニュートラルな素材であるCNFの普及を通じて、環境への配慮を深める狙いがあります。特に、ゴルフ界においてもエコマテリアルの採用が進むことが期待されています。

共同研究の成果



レオクリスタの開発に至るまでには、ミズノ株式会社と東京大学未来ビジョン研究センターの共同研究がありました。特に、CFRPのマトリクスに分散させやすいCNFの開発が進められており、これまでの課題であった樹脂との相溶性や均一な分散をクリアする新たな方法が確立されています。

さらに、水分を含むCNFを乾燥させた際に発生する問題を解決する手続きを作成することで、樹脂中でのCNFの効果的な利用が可能となりました。この技術革新が、より高い品質の製品作りに寄与しています。

まとめ



レオクリスタが採用されたミズノのゴルフクラブは、軽量かつ高強度な特性を持ち、幅広いゴルファーにとって理想的な選択肢となるでしょう。持続可能な素材を用いたこの取り組みは、今後のゴルフ業界における革新の一端を担うことが期待されています。これからのゴルフシーンがどのように変わっていくのか、ますます楽しみです。


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会社情報

会社名
第一工業製薬株式会社
住所
京都市南区東九条上殿田町48番地2        
電話番号
075-276-3027

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