食品値上げラッシュ、1万品目突破! 2024年秋に再び大規模値上げか?
2024年も食品値上げの波は止まらない。帝国データバンクが発表した調査結果によると、2024年7月までに、家庭用を中心とした食品の値上げ品目は1万品目を突破した。これは、調査を開始した2022年から3年連続の記録となる。
値上げのペースは、昨年より5カ月遅れているものの、その勢いは衰えていない。7月だけでも411品目の値上げが発表され、中でも酒類・飲料が199品目でトップだった。チョコレートやレーズンを使った菓子やパンも、原材料高騰の影響を受けて値上げの対象となっている。
値上げの要因としては、円安や原材料高騰に加え、物流費の高騰も挙げられる。特に、円安の影響は大きく、2024年の値上げ品目のうち、約3割が円安によるコスト上昇が要因となっている。
秋の値上げラッシュに備えよ!
帝国データバンクは、2024年後半にかけて、食品値上げがさらに加速すると予想している。特に、10月以降は、値上げ予定品目が再び1000品目を超える可能性があり、秋には大規模な値上げラッシュが予想される。
円安が長期化し、輸入コストの低減が見込めない状況が続いている。さらに、一部の原材料や包装資材では、今後さらに値上がりする可能性もある。これらの要因が重なり、食品価格の上昇は避けられない状況にある。
値上げラッシュが続く中で、消費者はどうすればいいのか?
食品値上げが続く中、消費者は家計の負担を軽減するために、工夫を凝らす必要がある。
買い物を計画的に: 必要なものだけを買い、無駄な買い物を減らす。
安いものを探す: スーパーマーケットやドラッグストアなど、価格を比較して安いものを探す。
まとめ買い: まとめ買いをすることで、単価を安く抑えられる場合もある。
節約レシピを活用: 節約レシピを活用することで、食材を無駄なく使い、食費を抑えることができる。
食品値上げは、私たちの生活に大きな影響を与える。家計を守るためにも、値上げ状況を注視し、賢く食生活を送る必要がある。