水の事故を防ぐための新たな取り組み
毎年、子どもたちが水辺で発生する事故に巻き込まれている実態があります。その中でも、流されたサンダルやおもちゃを追いかけて溺れてしまうケースが少なくありません。思いもよらない一瞬の判断が命に関わることもあるため、より多くの子どもたちに安全な行動を身につけてもらうことが求められています。
このような現状を受けて、NPO法人AQUAkids safety projectは、子どもの水辺の安全教育を推進するために「サンダルバイバイおやこ条約」を発表しました。この条約は、親子で印刷し一緒に保管できる内容となっており、自宅での教育材料としても活用できます。
サンダルバイバイおやこ条約の内容
- - 子どもは流されたものは、追いかけずにバイバイすること
子どもたちがサンダルやおもちゃを追いかけることで水の事故が引き起こされることを避けるため、失ったものにはさよならをする意識を持たせることが重要です。
大人が子どもに対して失くしたことを叱ると、子どもたちは不安に思い、思わぬ行動をとる可能性があります。叱責を避け、安心感を持たせることが必要です。
この条約を通じて、親子で水辺の安全について話し合う機会を提供することが目的です。毎年多くの悲劇が起こる中、少しでも事故を防ぐための取り組みを広めていきたいと考えています。
無料ダウンロードのご案内
「サンダルバイバイおやこ条約書」は、AQUAkidsのウェブサイトから無料でダウンロードできます。ぜひご家庭で印刷し、お子さまと一緒に内容を確認してみてください。学校の授業や宿題にも取り入れていただけると、教育の一環としても価値があります。
サンダルバイバイおやこ条約書のダウンロードリンク
安全教育の重要性
水遊びが盛んになる夏休みが近づく今、特に水辺での安全教育は不可欠です。親として、子どもがどのように行動すべきかを示し、教育していく責任があります。子どもたちが水の事故に遭わないようにするため、今回の条約を活用してください。
より多くの家庭にこの情報が広まり、子どもたちの安全が守られることを願っています。事故を未然に防ぐためにも、ぜひ取材などもご検討いただき、広くご理解いただければ幸いです。