CLTハイブリッド構法体験
2025-11-21 17:21:26

CLTハイブリッド構法に触れる特別な体験ツアーが実施されました

2025年11月1日、ライフデザイン・カバヤ株式会社が主催する特別な工場見学ツアーが行われました。今回のツアーは、戸建て住宅向けに開発された「CLTハイブリッド構法」に使われる新しい建材CLT(Cross Laminated Timber)の製造プロセスに参加者が直接触れ、理解を深めることを目的としています。この構法は地震にも強く、特に震度5から7の地震に連続70回耐える耐震性が評価されています。

特別な見学場所として選ばれたのは、岡山県真庭市にある銘建工業株式会社の工場です。ここでは「CLTハイブリッドパネル」が製造されています。このツアーには6組11名の参加者が集まり、ライフデザイン・カバヤの担当者が面白く、有益な解説を行いました。

【見学プログラム】
ツアーの中では、まず座学が行われ、ライフデザイン・カバヤ及び銘建工業の会社紹介がありました。特に、木にこだわる理由や「CLTハイブリッド構法」の開発秘話についての動画視聴が、参加者の興味を惹きました。その後、CLTに関する構造、強度、環境面、用途、施工実例などが説明されました。それに続いて、CLTハイブリッド構法を採用した戸建て住宅商品の一つである「CLT MASTERS」についても説明が行われました。

次に、参加者は実際の製造過程を体験するために、銘建工業の工場見学に移ります。ここではCLTの製造工程や品質管理体制が解説され、参加者はその実際の流れを見ることができました。また、CLTを使用した建築施設「GREENable HIRUZEN」の見学もあり、その優れた特性を実感できる機会となりました。最後には、強度の体験コーナーもあり、参加者は独自の構法の強度を自ら体感することができました。

クローズの際には、「CLTが循環型社会の実現に貢献する持続可能な建築資材であること」を再確認する意義深い時間となり、この見学ツアーは参加者全員にとって意義のある経験でした。将来的にも、ライフデザイン・カバヤでは「CLT MASTERS」の魅力を積極的に発信し続け、CLTの普及と木造建築の発展のためにこのような見学ツアーを定期的に開催する計画だと発表しています。

近年、環境への配慮が高まる中で、このCLTハイブリッド構法が持つメリットは多岐に渡ります。例えば、自然素材である木材を使用することから環境負荷が低く、持続可能な社会を築く一助となります。また、耐震性の高さも一つの大きなポイントです。実際の地震やその影響を考慮しながら、安心して住むことができる住宅を提供できる可能性を秘めているのです。このように、本ツアーを通じて、CLTハイブリッド構法の住宅が持つ魅力や重要性を感じられる機会となったことは、非常に意義深いことです。

今後もライフデザイン・カバヤと銘建工業が協力し、さらなる技術の進化と普及を目指していきます。住宅を選ぶ際には、こうした新しい構法や価値を持った製品を選ぶことが、今後の住環境改善につながることでしょう。


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会社情報

会社名
ライフデザイン・カバヤ株式会社
住所
岡山県岡山市北区中仙道二丁目9-11
電話番号
086-241-8811

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