補聴器の新たな可能性を体験できるイベント、初出展の「COCO H.A」
2025年9月20日、新潟県上越市の高田城址公園オーレンプラザで開催される「福祉・介護・健康フェア2025」に、補聴器カバーブランド「COCO H.A」が初めて出展します。このイベントでは、補聴器カバーの実物展示や試着体験が用意されており、訪れる人々は補聴器の新しい価値観をリアルに感じることができます。
「隠すから魅せるへ」
従来の補聴器には「隠すべきもの」というイメージがつきまとっていましたが、COCO H.Aはその考えを根本から覆すことを目指しています。「補聴器は目立たせても良いもの」という新しい視点から、個性を引き出すデザインを展開。耳元からおしゃれを楽しむ感覚を提案することで、補聴器の使用をもっとポジティブなものに変えていきます。
社会のニーズに応える新しいアプローチ
2025年には高齢者の約5人に1人が認知症になると予測される中、補聴器は重要な役割を果たすとされます。特に難聴が原因で認知症を発症する人が増える中、COCO H.Aは補聴器の利用者を増やすことを目標にしています。補聴器の値段や紛失リスク、使用に対する抵抗感が日本では特に高いことから、ダイレクトにその課題に取り組む姿勢が求められています。
補聴器も“装う時代”へ
「COCO H.A」は、若者を含むさまざまな層のニーズに寄り添い、補聴器が「隠すもの」ではなく「魅せるもの」となるような商品開発に取り組んでいます。多彩なデザインラインナップを展開し、ファッション性だけでなく、機能性も重視しています。着脱のしやすさや通気性、安全性を考慮することで、誰もが心地よく装えるアイテムを提供することを目指しています。さらに普段のファッションに合わせたおしゃれなデザインを提案することで、補聴器との生活を楽しめる未来を叶えます。
イベント参加のハイライト
当日は、COCO H.Aの補聴器カバーの装着体験やデザイン相談、試着体験会も実施予定です。参加者は自分に合った補聴器カバーを自由に試すことができ、その魅力を直接感じることができます。出展イベントは新潟日報社や新潟県社会福祉協議会、上越市社会福祉協議会などが主催しており、入場は無料というお得な内容です。
代表のメッセージ
合同会社Studio KAIの代表、濱村裕二氏は「補聴器は年齢を感じさせるものとの印象がありますが、COCO H.Aはその概念を変えたいと思っています。装うことで前向きに生きられる、新しい補聴器のあり方を探求していきます。」とコメントしています。
まとめ
「福祉・介護・健康フェア2025 in 上越」は、補聴器利用の新たな選択肢を提供する絶好の機会です。COCO H.Aを通じて、補聴器に対する認識を変え、より多くの人が自分らしく生活できる社会を目指していきます。どうぞお楽しみに!