湘北短大で新しい楽器制作に挑戦！「ゆる楽器Jam」開催へ

湘北短大での「ゆる楽器Jam」開催概要

8月20日と21日の2日間、神奈川県厚木市にある湘北短期大学にて、「ゆる楽器Jam」というユニークなイベントが開催されます。このイベントは、学校法人ソニー学園湘北短期大学の総合ビジネス・情報学科における授業「プロジェクト実践」の一環として実施され、多くの参加者が集まります。

ゆる楽器とは？

「ゆる楽器」とは、音楽を気軽に楽しむことを目的とした新しいスタイルの楽器です。「ゆる」という名の通り、堅苦しさを感じない自由な発想のもと製作されます。今回のイベントでは、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社の高性能マイコンボード「Spresense」を用いて、参加者が協力しながら新しい楽器を創り出すことに挑戦します。これまでにないユニークなアイデアが生まれることが期待されます。

イベントの形式

「ゆる楽器Jam」はハッカソン形式で行われ、参加者は集中的にアイデアを出し合い、さまざまな音楽アイテムを開発していきます。ハッカソンとは、「ハック（Hack）」と「マラソン（Marathon）」を掛け合わせたイベント形式で、短期間に集中して制作を行います。参加者は互いにアイデアを交換しながら、創造的な楽器の設計に取り組みます。

高大連携による創造性の育成

このイベントには、厚木王子高校の11名の生徒も参加します。彼らは高校での課題研究をもとに湘北短期大学に来学し、大学生たちと一緒に楽器制作に参加します。高校生と大学生の協力によって、より豊かな創造力が発揮されることが期待されます。こうした地域連携の取り組みを通じて、若い才能が育つことが期待されます。

制作された楽器の展示予定

制作された「ゆる楽器」は、今後のいくつかのイベントで展示される予定です。具体的には、2025年9月の「東京ゲームショウ」と10月の「Maker Faire Tokyo」、さらに同じく10月の「湘北祭」に出演し、多くの来場者と音楽好きに向けて披露されます。特に「Maker Faire Tokyo 2025」では、ソニーセミコンダクタソリューションズのブースと連携し、湘北短期大学がどのように学びを提供しているかを紹介する予定です。

学生たちの成長の場

青少年たちが最先端技術に触れながら、自らの手で作品を生み出す機会を持つことは、非常に重要な経験となります。このイベントを通じて、参加者は新たなスキルを学び、ものづくりの楽しさを実感することでしょう。湘北短期大学は、教育理念に基づき「社会で役立つ人材を育てる」ことを目指し、教職員の全面的なサポートにより、学生たちが自信を持って社会に羽ばたけるよう努めています。

この「ゆる楽器Jam」がどのような創造的な音楽が誕生するのか、心から楽しみです！ぜひ多くの方々にご参加いただき、学生たちの情熱を感じていただきたいと思います。