Arentが切り拓く建設DXの未来
株式会社Arent(本社:東京都港区)は、代表取締役の鴨林広軌氏が2025年5月20日に開催された一般社団法人ビルディングオートメーション協会の令和7年度定時総会にて、「BIM 自動化と AI を活用した建設 DX」をテーマに特別講演を行ったことを発表しました。今、建設業界においてデジタルトランスフォーメーション(DX)が求められ、具体的な取り組みが進められています。この講演では、BIM(Building Information Modeling)とAI(Artificial Intelligence)を融合させた新しいアプローチが紹介されました。
具体的な事例紹介
講演の中で、鴨林氏はAIを活用した現場での効果的な事例を詳細に説明しました。特に、画像認識機能を利用して、スマートフォンで撮影した会場の映像をChatGPTのAIが解析するデモが行われ、AIが環境を把握する様子が実演されました。これにより、AIがどのように現場の状況を理解し、作業の効率化に寄与するのかを具体的に示しました。
また、Revitとの連携による「あいまい検索」機能も紹介され、BIM操作の負荷軽減に向けた新たな手法が提案されました。参加者からは、既存建物でのBIM活用に関する質問が相次ぎ、AI導入によるビルディングオートメーションの今後の展望についても熱心な議論が交わされました。
Arentの取り組み
これからの建設・プラント業界において、Arentはその専門知識を活かして、さらなるDX推進に取り組んでいく方針です。彼らは顧客が直面する多くの課題,たとえば人手不足、長時間労働、低生産性、技術継承の問題を解決するためのデジタル技術を適用していくとしています。特に、公共事業や民間プロジェクトでの共同検証に関心がある企業や団体向けにその支援を提供する用意があります。
Arentについて
株式会社Arentは「暗黙知を民主化する」をミッションに掲げ、建設業界に蓄積された専門ノウハウを数学的アプローチと業界知識の融合により構造化しています。事業化を視野に入れた支援を行い、顧客とともに新たなプロダクトを生み出しています。これにより、建設業界が直面するさまざまな課題の解決への寄与を目指しています。
会社概要は以下の通りです。
- - 会社名:株式会社Arent
- - 本社所在地:東京都港区浜松町2-7-19 KDX浜松町ビル
- - 代表者:代表取締役社長 鴨林広軌
- - 設立:2012年7月2日
- - 資本金:5億7,287万円
- - 事業内容:建設業界を中心としたDXコンサルティング、システム開発、システム販売
公式サイトや、お問い合わせ先も示されており、特に共同検証に興味がある企業からのアプローチを歓迎しています。詳細なセミナーレポートはArent公式noteで確認可能です。これからのArentの活動に注目が集まっています。