エックスモバイル、新たな成長の一手
エックスモバイル株式会社は、新たに社外取締役として川上岳寿氏の就任を発表しました。川上氏は世界最大規模の不動産ファンド、CBREインベストメントマネジメント・ジャパンの役員であり、彼の豊富な経営と投資の知識をもとに、エックスモバイルの事業成長を加速させる意向です。特に、異業種間のM&A(合併・買収)を通じて、さらなる戦略的連携を目指しています。
社外取締役就任の背景
エックスモバイルは2013年に設立され、リーズナブルな通信料金を提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)として、多くのインフルエンサーや企業とコラボレーションを行ってきました。この取り組みを通じて、ユーザーがより身近に「好き」や「推し」を感じられるモバイルブランドの展開を続けています。2019年から2021年までに、約200の加盟店を全国に展開。独立系携帯事業者としてはトップクラスの店舗数を誇っています。
最近では、ドン・キホーテとコラボした「マジモバ」や、堀江貴文氏との「HORIE MOBILE」、そしてメンタリストDaiGo氏との「D-Labモバイル」など、新しいスタイルのモバイルサービスが続々と誕生しています。また、今年1月にはいちごホールディングスを子会社化し、宅配ピザ事業とのシナジー効果を期待しています。
今後の展望
川上氏の助言を基に、エックスモバイルは今後宅配ピザ事業と携帯事業の相乗効果を最大化し、さまざまなサービスの提供を計画しています。具体的には、宅配ピザの拠点を活用した販売の拡大や、エックスモバイルの加入者に対する特別な優待サービスの提供などです。
このような異業種との連携やインフルエンサーとのコラボを通じて、エックスモバイルはさらなる成長を遂げることを目指しています。川上氏を迎えることで、これまで以上にM&Aや投資分野の強化が図られ、事業の多角化が進むでしょう。
川上岳寿氏のプロフィール
川上氏は、2019年にCBREインベストメントマネジメント・ジャパンで物流投資部を立ち上げ、数多くのプロジェクトを成功させてきました。彼の経歴は、アクイジションとマネジメントを含む不動産業界の多岐にわたる知識に裏打ちされています。
彼は、2007年に不動産投資顧問会社での経験を積み、その後も多くの物件の取得やファンド運営に携わりました。早稲田大学とワシントン大学での学びを経て、豊富な知識と経験を持っています。エックスモバイルにおける新たな役割を通じて、さらなる事業成長を遂げることが期待されています。
エックスモバイルの今後
エックスモバイルは2013年の設立以来、「世界中のHAPPYをケータイで切り開く」というビジョンのもと、新しい通信サービスの提供を目指してきました。月間データ容量に応じた柔軟なプランや、限界突破WiFiなどの新サービスを展開し、幅広い世代から支持を得ています。今後も、独自の企画や特典の提供を通じて、ユーザーに驚きと喜びを届けることに尽力していくでしょう。