弥栄高校サッカー部に恩返し!トレーナーが筋トレ指導を実施
神奈川県相模原市に位置する神奈川県立弥栄高等学校は、数多くのプロサッカー選手を輩出する強豪校。そのサッカー部のために、株式会社RIPPLEの代表取締役吉川大空氏が、母校に恩返しとして特別なトレーニング指導を行いました。この取り組みは、彼の理念「人の可能性を証明する」に根ざしており、実際にどのような内容が行われたのかを詳しくご紹介します。
STREAMでの実施内容
RIPPLEが運営するパーソナルジム「STREAM」は、神奈川県内で17店舗を展開し、フィットネス業界において急成長を遂げています。このプロジェクトは、以前から行われていた弥栄高校サッカー部へのユニフォーム寄贈から新たな形へと発展しました。純粋な支援の枠を超え、選手たちが抱えるフィジカルな課題に対して具体的な対策を施す必要性が浮かび上がったのです。
監督の切実なSOS
本年9月、監督が「選手たちのフィジカルに悩んでいる」との相談を受けた吉川氏は、これこそが自らの知識を生かすチャンスであり、快く指導を引き受けることに決めました。選手たちに正しいトレーニングの知識を教え、フィジカルを強化することで、より強いチームづくりに寄与しようと考えました。
指導内容の詳細
2025年12月6日、実際に行われた指導では、「当たり負けしない身体づくり」というテーマが掲げられました。「当たり負け」とは、サッカーにおいて相手選手に身体で押された際にフィジカルで劣ってしまうことを指します。この課題を解消するため、トレーニングの基本「ビッグ3(ベンチプレス、スクワット、デッドリフト)」の技術指導が行われました。
プロのトレーナー陣が選手一人ひとりのフォームをチェックし、実技指導を行うことで、怪我の予防と効率的な筋力アップを図りました。生徒たちは、数値で自分の筋力を知り、その測定結果を元にモチベーションを向上させることができました。
プロの指導で身体の使い方をマスター
トレーニングのラストには、重いウェイトに挑戦する機会も設けられました。プロの補助によって安心感を得た選手たちは、恐怖心なく全力を出し切ることができ、「肉体的な芯に効く感覚を実感した」「これなら相手に負けない」といった手応えを感じる声も多く聞かれました。このようなプロトレーニングの経験は、選手たちにとって大きな糧となることでしょう。
今後の展望
指導を終えた後、部員たちの笑顔と共に、弥栄高校サッカー部の監督は非常に貴重な経験を得たと感謝の意を示しました。このような支援活動は、単発ではなく、将来的にも継続する必要があると強調しました。これからもRIPPLEは、サッカー部のみならず、地域のスポーツチームへ向けたプロジェクトを進め、フィジカル面でのサポートを強化していく方針です。
パーソナルジム「STREAM」の未来
代表の吉川氏は、今期15億円、来期は40億円の売上達成を視野に入れています。フィジカルの基盤を築く支援を通じて、健康的な地域社会の実現を目指しています。ジムはただ体重を減らす場所ではなく、次世代の才能を育む拠点としての位置付けを強化していくことで、持続的な社会貢献を進める意向です。活気あるトレーニング環境作りを通じて、地域との絆を深める活動を続けていくことでしょう。