株式会社オリゼと鈴木おさむ氏の新しい提携
2023年、株式会社オリゼ(東京都渋谷区、代表取締役:小泉泰英)は、鈴木おさむ氏が代表を務める「スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合」が株主として参加したことを発表しました。この提携は、日本の伝統的な発酵技術を使った社会課題の解決を目指しています。
出資の背景と目的
株式会社オリゼは、米麹由来の発酵甘味料「オリゼ甘味料」を通じて、人々の健康を促進し、地球環境のための循環型社会を実現しようとしています。この企業の理念に共鳴したスタートアップファクトリーは、オリゼに投資を行なうことを決定しました。
鈴木おさむ氏の支援を受けて、オリゼは自社ブランド「フードコスメORYZAE」の認知を高め、食の枠を超えたイノベーションを生み出そうと考えています。この協力を通じて、発酵技術がどのように食の未来を形作っていくのか、多くの期待が寄せられています。
オリゼ甘味料の魅力
オリゼ甘味料は、米麹から抽出された優しい甘さが特徴です。砂糖の代替品として、保育園の給食や様々なお菓子に利用されています。また、古米や規格外の米をアップサイクルして製造することで、サステナブルな社会の実現にも貢献しています。
この甘味料を使用した商品は、「食べるコスメ」として人々に新たな価値を提供することを目指しています。健康に気を遣う現代人にとって、オリゼ甘味料は魅力的な選択肢になるでしょう。
ブランド「フードコスメORYZAE」の展開
「フードコスメORYZAE」は、発酵文化の魅力を最大限に引き出したブランドで、健康的な食生活を提案しています。農薬や化学肥料を使わない米麹を原料にした製品は、美しさと健康を両立させ、現代のライフスタイルに合ったイノベーションを追求。特に、砂糖や添加物不使用の「米麹グラノーラ」は、売上が150万食を超え、楽天のグラノーラランキングでも1位に輝いています。
さらに、2023年には中目黒に初の直営店舗「ORYZAE SHOP TOKYO」をオープン。宇都宮大学との共同研究を通じて米麹甘味料の研究開発を加速させるなど、今後の展開にも期待が高まります。
スタートアップファクトリーの役割
スタートアップファクトリーは、鈴木おさむ氏が32年間の放送作家生活で培った人脈とアイデアを元に、消費者向けスタートアップの成長をサポートするファンドです。単なる資金提供にとどまらず、各分野のエキスパートとの連携を通じて、未来のリーダーとなる企業を育成する役割を果たしています。
会社概要
株式会社オリゼ
スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合
この協力が生み出す新たな価値と発展から目が離せません。オリゼと鈴木氏の取り組みが、日本の食文化をどう変えていくのか、今後の展開に注目が集まります。