大口広司回顧展
2023-05-26 18:00:02
大口広司回顧展が代官山で開催!その魅力と功績に迫る
大口広司回顧展が代官山で開催!
2023年6月2日から4日の間、代官山のbajraで『大口広司回顧展ー大口広司という男を知っていますか?ー』が開催されます。今回の回顧展では、彼の音楽活動はもちろん、ファッション、俳優としての姿、さらには画家としての一面も見られる貴重な機会です。
日本ロック界の巨星、大口広司
大口広司は1960年代のグループサウンズ(以下、GS)ブームの中心人物でした。彼はテンプターズのドラマーとしてデビューし、ジュリー(沢田研二)のタイガースと人気を競っていました。さらに、彼のドラミングはオールスターが集結した伝説的バンド「PYG」での活動においてもその魅力を発揮しました。彼の音楽キャリアは多岐にわたっており、様々なアーティストのサポートを通じて、日本ロック界の黎明期において重要な役割を果たしました。
ファッション界の先駆者
大口広司は単なるミュージシャンにとどまらず、ファッション界でも活躍しました。テンプターズとして活動する傍ら、70年代には菊池武夫率いるファッションブランド「BIGI」の音楽を担当し、80年代には「YiN&YaNG」のサブブランド「insense」のデザイナーに起用されました。彼が立ち上げたブランド「Plactice of Silence」は、多くのファッション誌に取り上げられ、カルト的な人気を誇りました。スタイリッシュな彼の存在は、当時の東京の夜を華やかに彩ったことでしょう。
映画界でも光る存在
映画界でもその存在感を発揮した大口広司は、著名な監督たちに愛される俳優でもありました。岩井俊二や園子温といった名監督の作品に登場し、ウルフ役や重要な脇役を務めました。特に『向田邦子の恋文』では主人公のパートナー役を好演し、彼の演技力の高さが評価されました。しかし、彼は2009年に肝臓疾患による心不全で亡くなるまで、さまざまなジャンルで多彩な才能を発揮し続けました。
膨大な作品群の展示
そんな大口広司が生前に残した膨大な数の絵画の中から、今回の回顧展では特に版画作品を中心に展示・販売されます。これらの作品は、彼自身がジークレール版画として制作したもので、直筆のサインとエディション番号が付与されています。また、彼の生きた時代を振り返る写真も併せて展示され、来場者は彼の人生を深く感じることができる内容となっています。展覧会は、大口広司という稀代の伊達男の魅力を伝え、多くのファンの想いを込めたものです。
イベントの詳細
オープニングイベントとして、6月2日(金)にはmichiaki(Ra:IN)によるアコースティックライブが行われます。また、6月4日(日)には、クロージングイベントとして「DONJUAN ROCK’NROLL BAND」のメンバーがライブを行います。音楽・アート・ファッションの融合を体験できるこの回顧展は、彼の魅力を再発見するチャンスです。
是非、代官山での大口広司回顧展に足を運び、その多才な才能を感じてみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社バジュラ
- 住所
- 東京都渋谷区鉢山町15-5セダストーンヴィラ2F
- 電話番号
-
03-3464-4701